ハラスメントリスクアセスメント

ハラスメント
リスク
アセスメント

40の問いかけで組織に内包する
ハラスメントリスクと要因・背景を
可視化し、時代の要望に応える

サービス概要

全く新しいアプローチ~ハラスメントリスクをアセスメントで測る

本アセスメントは、完全匿名化できるシステムを用いて従業員の意識や、間接的な行動の有無・知識も含めたハラスメントリスク度・組織の状態・特有の要因や背景を見える化するサービスです。法令に基づく防止措置を講じるだけでなく、独自の取り組みとして無記名アンケートなどを実施する組織が増えてきましたが、リスクや傾向を数値化するのが難しく、潜在的な問題を把握しづらいとの声が聞かれます。組織の健全性を保持するための施策として、「アセスメント」によってさらに問題に深くアプローチしたいというご要望に応じるべく、インソースが独自に開発した商品です。

課題をさらに明確に・対策をより実践的に

2020年6月にパワハラ防止法(正式名称:改正労働施策総合推進法)が施行され、2022年4月からは中小企業であっても職場におけるパワーハラスメントの防止措置が義務付けられています。本アセスメントを実施することで、具体的に数値化された課題を取り上げて啓蒙活動や教育ができ、自組織の現状に合わせた有効な対策を立てられるようになります。既存の防止措置を、より実践的に・堅牢なものに強化できるというメリットもあります。

知識、認識は常にアップデートが必要

近年では多種多様なハラスメントが存在し、問題が発覚した時にも加害者側にその意識が薄いこともままあります。これは当事者が過ごしてきた時代・環境が影響しており、組織が全従業員に対して等しく講じる防止活動だけでその行動を変えさせるのは容易ではありません。アセスメントテストを自身が受検する行為そのものに、知識・認識をアップデートする効果が期待できます。

こんな組織におすすめ

CASE.01

PROBLEM

経営層の知識・認識が時代錯誤で、「うちの組織には関係ない」などの認識の甘さがあることが、組織的なリスクである。

RESULT

アセスメントによってリスクと、ハラスメントが生じる組織文化・背景までが把握できるようになった。

CASE.02

PROBLEM

顧客からの緊急かつ厳しい要望がたびたびあり、従業員に負荷がかかっており、組織全体に疲弊感が漂っている。

RESULT

カスタマーハラスメントの知識とセルフケアの方法を身につけることで、組織としての対応方針が定まった。

CASE.03

PROBLEM

特定のメンバーがハラスメントと判断される行為をしていることを認識しているが、対応のきっかけがつかめない。

RESULT

組織分析を加えたレポートによって、数値でリスクを明確化することで具体的な改善策を講じられた。

設問と分析結果サンプル

設問サンプル

設問数 40問+テスト
回答時間(目安) 約35分
回答形式 選択式

完全匿名のうえで、選択式の設問に直観で回答いただきます。回答者各人で設問が異なるテストを織り交ぜることで組織の知識レベルも計測します。

ハラスメントリスクアセスメント設問サンプル

設問例

  • (最近1年間で)人格の否定や差別的な言動、性格や容貌などへのからかいや非難を含む言動・行為がありましたか(されたことがある/したことがある/見聞きしたことがある/ないの4択から複数回答可)
  • あなたの職場環境について、当てはまると思うことはありますか(【選択肢例】朝夕の出退社のとき、すれ違う時、挨拶をする人がほとんどいない/ノルマが厳しい。目標が達成できない時のペナルティが大きい/「わが社は体育会系だ」、という言動が随所で聞こえる などの選択肢から複数回答可)
  • 厳しく叱ることはいわゆる親心であると思いますか(思う/思わない)

分析結果(成果物)サンプル

【総合レポート】

納品形式 ・PDF、Excel
(回答データ)
主な内容
  • ・ハラスメントリスク資料や分布
  • ・リスク要因やハラスメント行為認識率 など

レポートには、全社のハラスメントリスク要因やパワハラ・セクハラ・カスハラの傾向分析結果を表示します。組織に内在するハラスメント行為の認識率、知識レベルとの関係性などもあわせて、様々な角度で分析します。
組織におけるリスク要因がどこにあるのかを設問から読み取って集計しますので、次に取るべき対応・対策を検討できるのが大きな特徴です。弊社が開発した豊富なハラスメント防止研修の中から、結果に沿った最適なプログラムをご提案いたします。集合対面形態のほかオンライン研修やe-ラーニング・動画教材などもございます。ご要望をお聞かせください。

価格

基本料金(税込)

初期費用

¥0

ご利用料金

¥1,650/名

オプション料金(税込)

属性を問う設問の追加
例)性別、所属、役職、年齢/年次など
¥22,000 /設問
設問の追加、
フリーコメント設問の追加
※総合分析レポートに影響しない範囲
¥55,000 /設問
総合レポートの変更を含む
カスタマイズ
¥165,000 ~(個別お見積り)
督促メール追加 ¥110 /回(人)
統合分析レポートを属性ごとに出力 ¥27,500 /毎
フォローアップe-ラーニング実施プラン
※ 2週間の動画視聴+再テスト(採点、解説付き)
¥2,200 /人~

実施期間

想定対象者:全従業員

約2ヶ月(目安)~ 調査の周知から実施、レポートの納品まで

※ 浮き彫りになった課題には具体的な対策を講じることが肝要です

準備
(2週間~)

・対象者への制度の周知

※ 設問のカスタマイズがある場合は準備に1~2ヶ月

皆さまへご説明・ご連絡をお願いいたします。
円滑な運用のため「個人の特定はしない(できないツールを使用する)」「現状把握と組織の健全性向上のため」と明確にお伝えください。

実施
(2~4週間)

・アセスメントWEB環境への設問、受検者登録

・アセスメントの実施

弊社にて、設問と受検者情報をアセスメントWEB環境に登録いたします。
未回答者への督促については、弊社アセスメントWEB環境を活用してサポートします。

フォロー
(2週間~)

・レポートのご納品

・対策施策のご検討、相談

総合レポートを納品いたします。結果に基づき、フォロー方法のご提案などオールインワンでご支援可能です。

対策実施

・フォロー教育の実施

・レポートのご納品

結果に応じたフォロー教育を実施いただきます。実施後テストなどをセットにした場合、前後比較のレポートも提出できます。

導入事例

特定の管理職層に対してハラスメント防止研修を実施

導入事例イメージ画像

背景・課題

特定の組織・チームにおいてメンタル不調者や休職・退職が続いた。長年在籍し相応の実績も上げている特定の管理職の、ハラスメントを含めた様々なリスクを認識してはいたものの、有効な対策を見いだせずにいた。

ご提案内容

属性情報を取得する全社的なハラスメントリスクアセスメントの実施と、その後のフォローアップ研修を提案。アセスメント実施後は組織全体の傾向と分類した属性ごとの状況を比較分析することで、問題点を詳細に把握。結果、当初から問題視していた組織に大きなリスクがあることが客観的にも証明され、一方でまったく予想していなかった属性群にも問題があることが判明した。

解決できたこと

ハラスメントリスクアセスメントを実施し、全体的な傾向を把握したうえで、対象者の属性や組織ごとに分解して詳細に分析。全体との比較と個々の比較で明らかにリスクがあるポイントをまとめ、これらを経営陣と共有した。対象の組織・属性に的を絞って重点的な実態調査とヒアリング、研修を展開。一部管理職によるハラスメントの実態が明らかになり、一連の動きを通して組織の健全化が進んだ。このようなケースでは多くの場合痛みを伴う改革が必要になるが、今回は問題に対して真摯に向き合う組織の姿勢が、働く人に信頼感を与えられた。

関連サービス

お問合せ、QA関連

年間実績導入実績
導入社数
2,378
受検者数
110,575

※ 2024年9月末時点(累計)

  • WEBins
  • 読み物・コラム

    • インソースレター

    • Gambatte

    • 人事のお役立ちニュース

  • モンシャン

アセスメント新着情報

アセスメントの活用事例

人事のお役立ちニュース

閉じる