OODAループ(ウーダループ)研修
研修の特徴・目的
OODAループで迅速な意思決定を可能にする
観察・情勢判断・決定・行動の4つを高速で繰り返す
OODA(ウーダ)ループとは、米軍の意思決定プロセスを理論化したものです。米空軍のJohn Boyd大佐が提唱した理論であり、米軍(陸軍・海軍・空軍・海兵隊)の組織構造、行動原則、戦略の基軸とされています。柔軟かつ迅速な意思決定の流れをプロセスごとに分けております。
O:Observe(観察)
O:Orient(方向付け・情勢判断)
D:Decide(決断)
A:Act(行動)
以上の4つの項目によって構成されています。現状に合わせた最適な判断を繰り返すことに特徴があります。
環境変化のスピードに対応できる判断力をつけ、組織の業績向上につなげる
昨今のビジネスの世界は環境変化が著しく激しいものであり、一度決まった計画の遂行、目標達成が困難であるといえます。そのような現状を打開するためには今までの仕事のやり方を見直し、新たな組織のあり方を追求する必要があります。本研修では、OODAループをビジネスに応用し、組織の業績向上に活かします。
OODAループ研修のポイント
目的達成に最適な即断、即行動の理論を学ぶ
激しい環境変化の中で「業績向上」という組織の目的を達成するための、迅速な意思決定プロセスについて学んでいただきます。意思決定の速い組織のあり方をふまえ、リーダーはどのように振る舞うべきなのか、ワークを通じて考えることで、現場での実践に繋げていただきます。
確実に業績を上げられる、臨機応変な組織についての理解を深める
刻々と変わる状況に対応するには、現場のメンバーが自分で物事を考え、臨機応変な行動をとれるようになる必要があります。OODAループを現代の組織において活用する際に考慮するべき点として、以下の5点について理解を深めていただきます。
①組織目標・ミッションの明確化
②組織のカルチャー
③メンバーの教育
④組織の構造
⑤リーダーのあり方
PDCAとOODAは使い分ける
OODAループとよく比較されるフレームワークが「PDCAサイクル」です。PDCAは、初めのPlan(計画)設定に時間がかかるため、予測不能な現代には適さないとする向きもあります。しかしPDCAは、業務改善や目標達成に向け、継続的に生産プロセスを改善するために必要なフレームワークです。業種や案件によってOODAループとPDCAサイクルを使い分けるのが得策と言えます。
OODAループ(ウーダループ)研修 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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高い視座とスピード感で業務を推進する中核人材強化プラン
現場に強い影響を及ぼす「中核人材」の経営者視点、判断・意思決定力、調整力、推進力、リーダーシップなどの強化を通して、組織の力を高め、変化の多い時代を乗り切る
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リスク管理のレベルを向上させタフな組織をつくるプラン
主に管理職を中心として、今の時代にそれぞれの立場で必要な「リスクマネジメントスキル」を習得してもらい、全社のリスク管理レベルの向上や業績の拡大、安定を目指す
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ミッションが共有されている「強い組織」をつくるプラン
全員が自らの果たすべき役割を認識して実行し、組織目標の達成に向けて一丸となるための考え方とスキルを学ぶプラン。新人から経営層までを5階層に分け1回ずつ研修を実施
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全員の思考力を鍛え、役割に応じた主体的行動を促すプラン
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PDCAを階層別教育と結びつけ、浸透させるプラン
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環境変化に順応できる組織づくりを公開講座で学ぶプラン
OODAループ(ウーダループ)研修 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
OODAループ(ウーダループ)研修 ワークショップ
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【人格の陶冶】ビジネスにおける正しさを考えるワークショップ
ビジネスの中で直面する、社会倫理的な「正しさ」との折り合いの付け方を考える
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【人格の陶冶】職場における「モラル」を考えるワークショップ
職場で遭遇する「モラル」に反する行為を認識し、その影響や対応方法を考える
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業務シミュレーションを通して実践!QCDRSワークショップ
シミュレーションゲームを通じて、成果の上がる仕事の進め方を身につける
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成果を上げる営業ルール作りワークショップ(半日間)
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組織のビジョンを考えるワークショップ~会社の未来は自分たちでつくる(半日間)
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生産性向上ワークショップ~紙芝居の制作を通じてチームで成果を出す(半日間)
OODAループ(ウーダループ)研修 動画教材・eラーニング
OODAループ(ウーダループ)研修 おすすめサービス
OODAループ(ウーダループ)研修 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
OODAループ(ウーダループ)研修 読み物・コラム
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人事・労務キーワード集「OODAループ」とは?
「OODAループ」を人事・労務の観点から解説します。「OODA(ウーダ)ループ」とは、米軍の意思決定プロセスを理論化したものです。Observe(観察)、Orient(状況判断・方向づけ)、Decide(選択・意思決定)、Act(行動)の頭文字をとった目標達成のための4段階を表します。
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OODAループをビジネスに活用する具体例
「OODAループ」を、ビジネスやマネジメントに活かす方法をご紹介します。激しい環境変化に対し、組織が臨機応変に行動するには、管理職や経営層の判断力・決断力の向上が欠かせません。そこで注目されるのが米軍の意思決定プロセス「OODAループ(ウーダループ)」です。PDCAとの違いとともに解説します。
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変化の激しいビジネスで勝利する手法とは~PDCAとOODAループ
「PDCA」と「OODAループ」について解説します。管理における「PDCA」と、意思決定と行動における「OODAループ」を併用することが、現代のビジネスで勝利するための鍵になります。迅速な意思決定と実行が可能な米海軍の行動様式を組織に取り入れるため、どのような準備と教育が必要かをお伝えします。
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アフターコロナに活躍する強いリーダーとは
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アフターコロナ・ウィズコロナ時代の事業戦略と人事戦略
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渋沢栄一に浸る10日間
研修のプロがお答えOODAループ(ウーダループ)研修 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
質問をクリックすることで、回答が表示されます。
研修のプロがお答えOODAループ(ウーダループ)研修 全力Q&A
お客さまから「OODAループ(ウーダループ)研修」に多く寄せられるご質問を掲載しております。
PDCAとOODAの違いはなんですか?
PDCAサイクルは「品質改善モデル」であり、OODAループは「意思決定モデル」です。PDCAサイクルを理解することで業務の円滑な改善が実現し、OODAループを理解することで迅速な意思決定と行動が可能になります。
「PDCAサイクルはもう古い。今はOODAループだ」というお話を耳にすることがありますが、両者は共存できます。従来のPDCAサイクルがうまく回らないのは、P(計画)に時間がかかりすぎてしまい、状況変化に対応できないからに他なりません。OODAループの考え方を理解して組織で展開することにより、個々人の意思決定のスピードを速め、組織全体が臨機応変に状況に対応可能となり、PDCAサイクルが迅速に回るよう強化することができます。
受講することで、どのような仕事に役に立ちますか?
OODAループの考え方と、適した組織やリーダーのあり方を学ぶことは、環境変化が激しい業界や、迅速な判断が求められるベンチャー企業、変革を求めている組織で大きな効果を発揮します。特に、サービス業や営業職、介護職など、現場レベルの瞬間的な判断が必要な業種・職種の皆さまに、ぜひご受講いただきたく思います。
その他、階層でいえば、管理職が「強い組織・チームのあり方」を考えるには最適の研修です。また、若手・中堅の次世代リーダーにあたる方々にとっても、意思決定と迅速な行動の重要性など、多くの気づきが得られます。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
次々に変化する環境を的確に捉え、臨機応変に立ち向かえる人材・組織を作る