研修の特徴・目的
業務の本質をとらえ、相手が分かりやすく・使いやすいマニュアルを目指す
作業者が適切に仕事を進められるようになることが目的
マニュアルは、用途によっていくつかの種類がありますが、ここでは業務マニュアルと製品マニュアルの2つについて定義します。業務マニュアルは、オペレーションマニュアルとも言われ、仕事の手順や目安を示したものです。マニュアルを見て作業をする方が、一つひとつのプロセスを理解し、業務の流れに沿って適切な作業・動作ができるようになることを目的としています。
対して製品マニュアルは取扱説明書(ユーザーズマニュアル)などとも言われ、プロセスを理解せずとも具体的な扱い方や注意事項が明確に分かり、使用できることがその目的です。この2つは、目的は異なりますが「相手が使う」ことを意識して作られている点に変わりはありません。
重要なのは、相手がすぐに行動できるマニュアルかどうか
当社のマニュアル作成研修は上記2種類のうち業務マニュアルを中心としたプログラムをラインナップしています。いずれも相手に「意図した通りに伝わり、迷うことなく具体的行動につなげる」ことを重視した構成です。マニュアル使用者の目線に立ち、仕事の本質を考え、その業務における考え方の軸が誰にでも備わるようなマニュアル作成ができるようになることを目指します。多くのワークを通して、目的や対象者・解説する業務の種類などを考慮し、講師や他の受講者からの客観的な意見を取り入れることで、組織の既存マニュアルを質の高いものへとブラッシュアップしていただけます。
マニュアル作成研修のポイント
相手が本当に「使いやすい」マニュアルが作れる
マニュアルの目的に合った適切な内容となるよう、使用する人の視点で各項目ごとに細かく内容を考えます。ワークを数多く実施し、他の受講者が作成したマニュアルを見て意見交換をしたり講師からフィードバックを受けたりすることで、独りよがりにならない読み手の立場に立ったマニュアル作成の基本を体得します。
業務を分解して理解し、俯瞰することで業務改善につながることも
業務の洗い出しや、チェックリスト式・FAQ式といったマニュアル様式の違いなど、整理・見える化・標準化するために必要な作成手順や注意点や効果を上げるポイントを学びます。業務を俯瞰することで、無意識に行っていた自分なりの工夫に気づく、ムダなプロセスを発見し改善の機会が増えるなど、マニュアル作成を始めることで得られるメリットは意外に多いものです。また、マニュアルは一度作ってしまえばそれで終わりというものではありません。省略化・自動化できる点がないか、コンプライアンス違反を抑制する仕掛けを組み入れられないかなど、継続的な見直しが必要です。
あらゆる状況・要望に応えて、適切なマニュアル作成をご支援
当社のマニュアル作成研修は、官公庁・自治体や大学、医療業界、IT業界など、あらゆる業界での実績があります。近年は、社会や働き方の大きな変化に合わせて業務形態が大きく変わった組織も多く、また、動画やARを用いた新しい形式のマニュアルを採用する組織も増えています。こういった背景から、マニュアル作成の手法をあらためて学びたいという声が少なくありません。
合理化を目的としたマニュアル作成、行動経済学を組み入れた工夫、RPAを実現化するための業務フロー検討など、お客さまのご要望に合わせたカスタマイズも可能ですので、組織のお悩みを是非お聞かせください。
マニュアル動画の作成支援サービスや、そのマニュアルを組織に展開するためのプラットフォームについても提供可能です。
「今」を捉えたインソースの研修
インソースでは、時代の変化に寄り添い新たなニーズに応えるため、毎月新作研修を開発しております。外部環境の変化に対応すべく今必要なスキル、最近耳にする新しい分野など多数ご用意しておりますので、その中で本テーマにおける新作研修をご紹介します。
(非エンジニア向け)アプリケーション活用のためのマニュアル作成研修(半日間)
研修開発者の思い・こだわり
EUC(End User Computing)の取り組みが増え、さまざまな業務を非エンジニアが効率化するようになりました。しかし、その本人が異動・退職してしまうと、作成したアプリケーションを誰も管理できなくなることが少なくありません。この問題を解決するためには、知識を専門用語と画像のみではなく一般的なITリテラシーの方でも読めるようなマニュアルで残すことが重要です。使い続けられるマニュアルの作り方とその管理の仕方を習得できる研修として、開発しました。
※EUCとは、現場で手を動かす従業員自身が、コンピューターやICT機器を利用して業務に必要なシステムを開発・運用・管理することを指します。
マニュアル作成研修 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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属人化解消に向け、業務を整理するスキルを習得するプラン
属人化されている業務を解消するために、論理的思考力の強化や、業務フローの見直し・マニュアル作成のポイントを習得する
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情熱を持って標準化を進める生産性向上リーダー育成プラン
ニューノーマル時代のリーダーが「情熱」「標準化」「人材育成力」を強化することで、あらゆるメンバーが今までとは異なる環境や仕事に適応し生産性を向上できるようにする
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社内教育を充実させるオリジナル動画教材制作プラン
一般的な研修や教材では対応しきれない、組織特有の課題を解決するオリジナルの動画コンテンツを制作する。オンライン環境を整えることで、全社員に効果的な教育を行う
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管理職が事務ミスを防止する仕組みを考えるプラン
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全階層の業務改善スキルを強化するプラン
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中堅社員が生産性の高い業務を行うためのスキル強化プラン
マニュアル作成研修 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
マニュアル作成研修 ワークショップ
マニュアル作成研修 動画教材・eラーニング
マニュアル作成研修 おすすめサービス
マニュアル作成研修 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
マニュアル作成研修 資料ダウンロード
マニュアル作成研修 読み物・コラム
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マニュアル作成研修を語る
インソースの「マニュアル作成研修」の効果、特徴、演習(ロールプレイング)内容等について、研修制作者が語るページです。インソースの「マニュアル作成研修」は、考え方の軸を明確にしたうえで、具体的に行動できるマニュアルを作成する研修です。
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ナレッジマネジメントの事例とポイント~ツールの活用
「ナレッジマネジメント」について解説するページです。ナレッジマネジメントの意味や成り立った背景をふまえ、暗黙知と形式知、SECIモデルのプロセス、ツールとしてのマニュアル化のポイント、各社における事例などを解説します。特定業務の属人化リスクを軽減するためにも、お役立ていただける内容です。
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「使いやすい業務マニュアル」の作り方と6つのポイント
研修会社インソースが、誰でも使いやすい業務マニュアルに必要な6つの要件をご紹介します。業務マニュアルの作成は、業務品質の向上やスピードアップ、頻度や難易度が高い業務のルール化につながります。使いやすく、意義のあるマニュアルを作るにあたって注意すべきポイントを一通りまとめておりますので、ご覧ください。
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改めて「生産性向上」を考える
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【仕事術】うっかりミス防止対策
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職場の生産性向上は中堅社員にかかっている?
研修のプロがお答えマニュアル作成研修 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
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お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
迷わず動ける人材育成には整ったマニュアルが必須。ムダがなく高い生産性を生み出す