論理的思考
アセスメント
ロジカルに考える力を
14項目に分解し評価する
論理的思考力を4つの能力・14項目でとらえる
対象メンバーの論理的思考力を可視化することで、弱点・課題や強みに合わせた教育ができます。14項目に分解して評価することで、対象者個人や上司が結果を見てピンポイントで課題項目への対策を検討できます。
【基礎】
能力 | テーマ | 概要 |
---|---|---|
分解力 |
洗い出す力 |
物事を考える際、必要な要素を網羅しながらも、それらが重複しないようにする考え方 |
分解力 |
分解する力 |
主張をサポートするための根拠を分解し、整理する考え方 |
分解力 |
類推する力 |
ある事柄から、物事を推測する考え方 |
仮説構築力 |
演繹的に推論する力 |
一般的・普遍的な前提から、より個別的・特殊的な結論を導き出す考え方 |
仮説構築力 |
帰納的に推論する力 |
個別的・特殊的な事例から一般的・普遍的な規則・法則を導き出す考え方 |
仮説構築力 |
仮説を立てる力 |
何らかの論理規則に基づいて既知の事柄から未知の事柄を予想する考え方 |
分析力 |
概算数値を出す力 |
スピードが求められる場面において、大雑把な数字をなるべく正確にとらえる力 |
分析力 |
因果関係を捉える力 |
構成要素間の関係を分かりやすく整理する力 |
分析力 |
本質を見極める力 |
考えるべき問題を、深堀り、構造化して可視化することで問題の本質を捉える考え方 |
【応用】
能力 | テーマ | 概要 |
---|---|---|
分析力 |
データを読解する力 |
主観や誤ったデータで判断するのではなく、正しく理解するための考え方 |
実践力 |
問題を解決する力 |
理想と現状のギャップを解消する力 |
実践力 |
提案する力 |
自分の主張や提言に、筋道が通っていて納得感を出す力 |
実践力 |
折衝する力 |
利害関係が一致していない相手とのやり取りの末、双方が納得するよう折り合いをつける力 |
実践力 |
生産性を向上する力 |
同量のインプットに対して、アウトプットの割合を増やす力 |
統括部門が主管となって、これまでのメンバーの評価を元にして配点を調整することも可能です。このことにより、自組織で成果を上げやすいタイプを意識したアセスメントを実施できます。
繰り返しアセスメントを実施して、継続的な教育を実現
複数の設問パターンを準備していますので、同じ対象者に何度も実施できます。アセスメント結果をふまえた教育・研修を実施後、一定期間を経過したあとに再度アセスメントを受検させてその変化を測定し、これを繰り返すことで継続的に論理的思考を強化します。
より実践的な取り組みを可能にする
こうしたサーベイでは「回答したけど、結局自分の実力やスキルは何も変わらなかった」と従業員が不満を覚えることも少なくありません。本サービスでは、どの部分が不足しているのかなどの原因を探る設問を設けたり、設問そのものを貴社の文化に合わせたカスタマイズしたりなど、やりっぱなしにならない仕掛けを設けることが可能です。フォローアップの企画立案に際しても、インソースの専門スタッフが豊富なサービスの中から最適なものを提案・サポートします。
CASE.01
PROBLEM
部下の論理的思考力に課題を感じるものの、部下自身がスキル不足を認識できていない。
RESULT
論理的思考力を客観的に評価し、部下が自身の論理的思考力の水準を見直す機会を提供する。
CASE.02
PROBLEM
感覚的な仕事をして成果の上がらない社員が多く、仕事における論理の重要性が認識されていないと感じる。
RESULT
仕事を分析して捉え、仮説・実施・検証のサイクルを回す組織風土づくりを支援。
CASE.03
PROBLEM
面白い発想をすることはできるが、ビジネスとして具体化した企画を通すことができない。
RESULT
企画提案の基礎スキルとして論理的思考力が欠かせないことを、優秀者との比較によって受け入れてもらう。
設問サンプル
設問数 | 12問 |
回答時間(目安) | 20分~30分程度 |
回答形式 | 選択式 |
設問例
分析結果(成果物)サンプル
【個人レポート、及び総合レポート】
納品形式 | |
主な内容 |
|
個人レポートには、対象者自身の評価結果と組織内の全対象者の平均が対比されます。平均とのかい離が大きい項目をメインにフォーカスし、スキル課題を明らかにします。
教育担当者さまにおいては、総合レポートで全体傾向を確認し、得点率の低い項目に重点を置いた教育施策を検討することで、論理的思考力のスキル課題を解決に導いていただけます。
オプション料金(税込)
配点調整 | ¥11,000 /設問 |
レポートに影響しない設問の文言・選択肢修正 | ¥22,000 /設問 |
その他、設問追加、削除等の調整 | ¥165,000 ~(個別お見積り) |
(弊社からの)督促メール追加 | ¥110 /回(人) |
属性/部署別レポート | ¥27,500 /毎 |
企画
(2~4週間)
・現状ヒアリング
・調査項目の配転調整
ウェイト調整等をご相談。「成果の高いメンバー」「重視するポイント」などの判断軸を定義いただき、配点を変更することも可能です。調整なし・ベース配点のまま実施もできます。
準備
(2週間~)
・対象者への制度の周知
皆さまへご説明をお願いいたします。
円滑な運用のため「成績/評価には使用しない」「現状分析と今後の人材育成に活用する」と明確にお伝えください。
実施
(2~3週間)
・アセスメントWEB環境への設問・受検者登録
・アセスメントの実施
弊社にて、設問と受検者情報をアセスメントWEB環境に登録いたします。未回答者への督促については、弊社アセスメントWEB環境を活用してサポートします。
フォロー
(2週間)
・レポートのご納品
・フォロー教育の実施
個人向けレポートと総合レポートを納品いたします。結果に基づき、フォロー方法のご提案などオールインワンでご支援可能です。
アセスメントを
きっかけに、
数字で具体的に語る組織風土への第一歩を支援
背景・課題
直近数年間で開発案件数が倍増したIT企業さま。業務成果を具体的かつ論理的に示せない中堅社員が多く見受けられるようになり、社内報告に述べられている情報が全く数値化されていないことに危機感を覚えた経営管理部長から相談を受けた。論理的思考力に関する課題を明確に認識したうえで研修を実施し効果測定をするという、一連の教育を実施することになった。
ご提案内容
論理的思考アセスメントの実施後に研修を開催、その後もう一度経過測定のためのアセスメント実施という全3回の解決策を提案。研修教育のプログラムは事前のアセスメント結果で課題の多かった、本質思考をメインに据えた。先方組織内で経営数字研修を実施するとともに、数字を用いた業務報告の効果を経営管理部主導で社内周知し、個別具体的な数値を明記する社内報告書式を導入した。
解決できたこと
アセスメント実施結果は前後で大きな点差が見られなかったものの、研修受講時の態度や事後アンケートからは論理的思考力の重要性を理解した旨のコメントが見られた。社員教育と報告書式の変更により、定例業務の中で社内報告の精度が明らかに向上したことや、論理的に業務を捉えることが習慣化されそうであるとのお声をいただいている。
論理的思考アセスメントを受検したうえで、ロジカルシンキング研修を全社で実施します。
スキル向上に向けて研修受講意欲を高めることができます。その後、別パターンのアセスメントを受検し、スキルの定着度合いを測り再度対策教育を検討します。個別の課題克服のためにeラーニング(動画)や個別選択型の研修を受講します。
ご担当者様からは、全社傾向を把握できた点も喜ばれました。数字で分析する力が課題だと判明したので、研修企画に反映するとともに、来年も再度論理的思考アセスメントを実施して、効果検証をされる方針です。
各項目を強化するための主な研修を以下の通りご紹介します。
テーマと研修が一対一対の関係で14項目に対応するものではなく、それぞれの研修には異なる要素も含みます。
能力 | テーマ | 研修名 |
---|---|---|
分解力 |
洗い出す力 |
|
分解力 |
分解する力 |
|
分解力 |
類推する力 |
|
仮説構築力 |
演繹的に推論する力 |
|
仮説構築力 |
帰納的に推論する力 |
|
仮説構築力 |
仮説を立てる力 |
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分析力 |
概算数値を出す力 |
|
分析力 |
因果関係を捉える力 |
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分析力 |
本質を見極める力 |
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分析力 |
データを読解する力 |
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実践力 |
問題を解決する力 |
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実践力 |
提案する力 |
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実践力 |
折衝する力 |
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実践力 |
生産性を向上する力 |