『日刊ゲンダイ』に弊社代表舟橋の「若手社員をつなぎとめるアノ手コノ手」に関する取材記事が掲載されました
2005年09月20日
【内容】
(前略)
「今の若者のやる気を引き出すには、(1)褒める(2)創造性のある仕事をやらせる(3)話を聞いてやる、の3つが重要です」。
こういうのは情報システム会社から地方自治体まで幅広い分野で 社員研修や社会人教育などを手がける舟橋孝之氏(「インソース」代表)だ。
この3つの具体的な方法を舟橋氏にアドバイスしてもらった。
“褒め言葉”のストックを増やせ
離職者が多い会社の中間管理職は褒める力が足りません。例えばマネージャークラスが自分がかけられてうれしい褒め言葉を5分間でいくつ書けるか調べると、離職者が少ない会社では平均25個だが、そうでない会社はせいぜい1~5個。
中間管理職は30個を目標に褒め言葉を増やし、状況に応じて自然に使いこなせるように日頃から訓練しておくことです。
“やりたい仕事”の計画書を提出させる
自分が関心のある新規開拓や改善計画といった創造的な仕事の行動計画書を書かせる。目的や期限は決めても途中で助言や指導はしないこと。でも、出させっ放しはダメで、モノになりそうだと判断したら、会社とかけあって実現に向けて努力する。その姿勢を見せることが大切です。
1対1で週1回の対話を繰り返せ
週1回は『最近、楽しいことあった?』などと声をかけることです。最初はうざったい顔をするでしょうが、本音は別。寂しがり屋が多いので自然と心を開いてくる。
ただし、就業時間中に1対1で話すのがポイント。将来どんな仕事をやりたいのかを聞いておき、その都度さりげなくアドバイスをすれば、“この上司は自分を分かってくれている”と感じるはずです。
公平に話を聞くため、会話時間を記したタイムシートを作るくらいの配慮が必要です
(後略)