月刊『金融ジャーナル』11月号に弊社講師による「中途採用者を組織で生かす」という記事が掲載されました!
2014年10月27日
銀行の情報システムの企画開発や社会福祉法人事務長、経営コンサルタントなどを歴任してきた弊社の講師が、中途採用者の心情を踏まえ、どのように中途採用者と向き合い、組織で生かせばよいのかについて解説。本記事では講師の経験談を通して、転職者への指導の仕方や、社内での導き方、中途採用者のやる気をどう組織で生かすのかについて紹介しています。
■「Can」「Must」「Will」の把握
中途採用者を把握する方法として、
(1)「Can」=(前職などを踏まえて)できること、してきたこと
(2)「Must」=(現職で)しなければならないこと、
求められていること
(3)「Will」=(現職かつ今後で)したいこと、してもらいたいこと
の3点を挙げています。まずは、(1)「Can」と(3)「Will」をしっかり認識し、尊重すべきで、それによって中途採用者との信頼関係を築くことが大切であり、こまめに連絡を取り合うことによって、うまく(2)「Must」へ中途採用者を導くのだと説いています。
■中途採用者のやる気を組織で生かす
やる気に満ちている中途採用者に話をしてもらうことによって、転職者と社員のコミュニケーションを図ること。また、外部からの刺激で社内のいいところや改善点などの気づきや学びの機会を得ることと同時に、やる気が気負いとなり、マイナスにならないようにサポートが必要だとも言及しています。
■人材育成の道筋
また、中途採用者も含めて人材育成には以下の5項目を念頭に置いて欲しいとも書いています。
(1)目標提示...半期並びに年度で発揮して欲しいことなどを
具体的に提示
(2)ギャップ認識...現状(Can)を把握し、目標(Will)や現職で
求められること(Must)とのギャップを認識する
(3)機会・場を設ける...ギャップを埋めるための機会・場を設ける
(4)助言・指導...部下の弱点や行き詰まりをフォローする
(5)自信...(1)~(4)を通じて成功体験を積ませ、自信を
持たせる。それがモチベーションにつながり、成長や組織の
業績向上へと発展する
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