東京一極集中が進み、地方部では少子高齢化の問題より一層深刻になってきています。そんな中、地方部に本社を置き、これまで地域の産業を支えてきた製造業をはじめ、多くの地域密着型企業は人手不足や地域と連携したビジネスモデルの構築に苦戦を強いられています。また、SDGsやESG経営に対する意識が高まる中、自社の事業活動地域の課題解決に向けた取り組みニーズが高まるものの、従来型のCSR活動の範囲にとどまり、事業化には至らないケースも少なくありません。
地方創生や地域課題解決を旗印だけで終わらせるのではなく、事業として成立させるためには、地域の課題解決と事業としての持続性を実現するプロデュース能力を備えた人材が不可欠です。インソースグループでは、豊富な地域創生事業の事業立案・運営の経験をもとに、地方創生事業を立ち上げられる人材育成ソリューションサービスを提供しています。
地域の実情を深く理解し、自社の経営資源を活用し、ビジネスを通して社会課題を解決する意欲的な中堅層の社員を発掘し、実践的伴走支援を通して地方創生事業創出とプロデューサー人材育成を目指します。
OJT型伴走支援プログラムの特徴
- OJT型伴走支援
- 受講者グループをディレクターとメンターが二人三脚で伴走支援することで、受講者に合わせたフィードバックが行えるため、アウトプットの質が上がり、効果的な人材育成に繋がります。
- 自走化支援
- 事業立案に必要な手法について講義形式で学びます。学んだことをもとに、ワークシートを活用して事業計画の設計やマーケティング施策の立案・準備までプログラム修了後も自走して事業を進められるよう人材育成を行います。
対象
ビジネスを通して地域課題解決・社会課題解決に取り組みたいと考えている意欲的な中堅~リーダークラス
プログラム概要
- STEP1 基礎研修(半日2回)
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半日2回を想定しております。(※ご希望に合わせて調整可能です。)
地域創生の目的や、事業立案に必要な基礎を学びます。具体的なカリキュラムについては下記の内容を参考にしてください。
基本はオンラインを想定していますが、対面での実施も可能です。カテゴリー 本講座で学ぶこと 基礎知識 地域創生の意味や課題、ソーシャルプロデュースの概要 マインドセット 地域で事業を立ち上げるために求められる心構えや考え方 地域プロデューサー
としての思考プロセス戦略立案 地域の現状把握と地域創生につながる戦略立案 事業立案 市場に届く持続的な事業の立ち上げ方 協業モデル構築 地域内外のステークホルダーにとってWinWinな事業モデルの作り方 事業計画 事業を実現するための中長期ビジョンと単年度計画の立て方 事例・ノウハウ・ネットワーク 多種多様な地域の成功事例・失敗事例と地域で活躍する
地域プロデューサーとのネットワークプロデューサーとしてのビジョン 地域プロデューサーとしてのキャリアビジョン - STEP2 OJT期間(3~6か月間)
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基礎研修と並行して、3~6か月間のOJT支援を行います。
1名のメンターにつき、3~4名程度の少人数グループ(*複数グループを同時並行で進行することも可能)を組み、行っていきます。
具体的な頻度や手法については下記を参考にしてください。指導内容 タイムライン 基本的な考え方についての講義 プログラム冒頭 定例ミーティングでのレクチャー・
フィードバック隔週 チャットツールなどを⽤いた⽇常的な質疑応答・
伴⾛支援隔週 メンターと共にワークシート等を活用して、下記のような項目について具体化していきます。
- 搬送地域の現状分析
- 協業モデル・ビジネスモデル
- 地域戦略立案・ビジョン設定
- 組織連携・体制構築
- 地域創生企画立案
- 中級事業計画
- STEP3 成果報告会・振り返り(半日)
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プログラムを通して作成した事業計画やビジネスモデルを発表します。
合わせて今後のキャリアビジョンやネクストステップについて考える時間を取ります。
実施実績
鉄道会社A社、大手ハウスメーカーB社 他