インソースグループでは、豊富な地域創生事業の事業立案・運営の経験をもとに、地方創生事業を立ち上げられる人材育成プログラムを提供しています。
本プログラムでは、地域創生に取り組んでいる実団体などの右腕として、事業開発や価値共創に取り組む越境体験を通して、地域創生・地域共創に取り組むことへの自信を深めます。また、一度会社を客観視することで、会社に対する自立心やパーパス・ビジョンへの共感を深めながら、地域課題解決と事業との両立を実現する思考力を身につけます。
越境学習プログラムの特徴
- 課題
- 民間企業でも地域創生・共創への取り組みがSDGs推進やESG経営の一環で増加する一方で、これに対応できるスキルや知見を持った人材がおらず、短期でプロジェクトを閉じてしまう。
地域創生事業の成功体験が無いため、挑戦を恐れてしまい、経営層が意図していないようなプロダウトアウト思考のアウトプットになってしまっている。 - 理想
- 自社の経営資源を活用し、ビジネスの力で社会課題解決を実現する地域共創事業の事業立案ができ、実績を上げられる人材が社内に在籍している。
ソサイエティイン思考を取り入れ、多様な価値観を生かした新規事業創出が多数生まれ、自社にイノベーションを引き起こしている。
インソースグループでは、豊富な地域創生事業の実績と研修会社としての人材育成に関するノウハウをもとに、3つのソリューションを提供します。
- 越境学習プログラムのコーディネート
- 地域課題・社会課題解決と事業成長の両立に向けた伴走支援
- 異なる知を取り入れ、イノベーションを起こす組織風土構築の伴走支援
対象
2人の育成対象者
越境学習者当事者と同時にミドルマネジメント層を同時に育成することで、地域創生を推進しうるソーシャル・イントレプレナーを統合的に育成します。
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- 越境学習当事者
- イントレプレナーを目指す社員(選抜メンバー)
→越境学習体験と内省支援を通した地域課題・社会課題解決と事業成長の両立に向けた伴走支援
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- ミドルマネジメント
- 越境学習当事者の上司・管理職
→越境学習当事者に対する1on1のメタフィードバックを通した組織風土構築の伴走支援
プログラム概要
- STEP1 オリエンテーション
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越境学習当事者に対し、今後のプログラムの概要や、イノベーション概論やデザイン態度等インプットを行います。
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アジェンダ
- オープニング
- 今回のプログラムとポイント
- イノベーション概論
- デザイン態度アセスメント
- 傾聴
- STEP2 越境学習プログラム①「サポートプログラム」
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越境学習当事者は、越境学習で得られた経験を踏まえ、自社のパーパスから考え、新規事業開発を行う。
ここからは月に1回フォローアップを行います。
合わせてミドルマネジメントとの振り返りのための1on1の実施支援や事業化に向けた経営層との対話の場づくりを支援します。コンテンツ 内容 マッチング 受け入れ団体担当者が越境学習当事者に団体紹介のプレゼンテーションを行います。 キックオフミーティング 受け入れ団体のメンバーとプロジェクトのキックオフを行います。 中間報告会・最終報告会 受け入れ団体のメンバーと越境学習当事者が⼀緒になって、組織の運営課題に取り組みます。
中間報告会では進捗の状況を、最終報告会ではプロジェクトの成果を発表します。フィードバック 修了後、受け入れ団体のメンバーと越境学習当事者で、感想共有やフィードバックを行います。 - STEP3 越境学習プログラム②「新規事業開発プロジェクト」
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越境学習当事者は、越境学習で得られた経験を踏まえ、自社のパーパスから考え、新規事業開発を行う。
ここからは月に1回フォローアップを行います。
合わせてミドルマネジメントとの振り返りのための1on1の実施支援や事業化に向けた経営層との対話の場づくりを支援します。-
ブランド・デザイン
Brand Visionの言語化
ブランドの軸づくり -
デザイン・ペースト・
イノベーションデザイン思考での商品開発
人間中心価値開発 -
ブランドコミュニケーション&
マーケティングブランドの姿勢&ビジネス化・
実業への昇華
-
対話の設計
伴走支援豊富なコーチが、越境学習当事者を一定期間伴走し、対話を通じて、自己変容のサポートを行うことで、リフレクションを促進していきます。
また、プログラム終了後も継続して学んだことを実践できる環境を維持するために、経営層と越境学習当事者、越境学習当事者とミドルマネジメント、それぞれが価値観を表出することができるような「対話」の設計をご支援します。
対象 | 概要 | 詳細 | タイムライン |
---|---|---|---|
経営者 | ペアレンツ対話 | プログラム参加者と月に⼀度対話の場。社長は思いを語り、メンバーは進捗の共有と意見をもらう。経営者自身はイントレプレナーシップの発揮を求めること、パーパスやビジョンに対する想いを共有することで、プログラム参加者のエンゲージメントや共感度を⾼める | 月1回 |
ミドル マネジメント |
アセスメント | デザイン態度(*エファクチュエーションにつながる要素) アセスメントをプログラム前後に調査 |
プログラム開始前および終了後 |
隔週メンバー対話 | プログラム参加者と2週に⼀度の対話の場 マネジメントはアドバイスはせず、メンバーの意見を 傾聴する |
隔週 | |
隔週マネジメント 対話 |
マネジメント内で月に⼀度の対話の場 自分の担当のメンバーは何を言っていたか、自分は何を言ったか、言語化・内省。 |
月1回 | |
プログラム 参加者 |
アセスメント | デザイン態度(*エファクチュエーションにつながる要素) アセスメントをプログラム前後に調査 |
プログラム初期 |
隔週マネジメント 対話 |
マネジメントと2週に⼀度の対話の場 自ら足で稼いだ、生の声をマネジメントに共有 |
隔週 | |
ペアレンツ対話 | 社長と月に⼀度の対話の場 社長の思いを聴き、取り組みと感想をシェア |
月1回 | |
越境学習プログラム | 約6ヶ月の有期で、外部の組織の課題解決支援 | プログラム全体 |
効果検証
プログラムを通して、越境学習当事者とミドルマネジメントにどういった変化が起こったのか定量的に観察するため、デザイン態度に関するアセスメントをプログラム開始時と終了時に受けていただくことが可能です。
実施実績
印刷機メーカーの研究開発部門、鉄道会社のデジタル戦略部門など