『商工にっぽん 12月号』に「人材育成の変遷」記事掲載
2009年12月03日
『商工にっぽん12月号』特集「現場で役立つ人のこと 人事・労務の最前線」にて弊社舟橋が「人材育成の変遷」というテーマで記事を書かせていただきました。
好景気下の人材育成ブーム
失われた10年が明けた好景気下の企業では、特に中堅層の社員が不足しており、大量に採用した新人・若手をいち早く戦力化するため、若手向け研修に高いニーズ。また、「選抜教育」「MBA教育」のような高度な教育体制の充実を図る流れがあった。自己啓発ブームも。
リーマンショック以降の人材教育の変化
リーマンショック以降、企業の人材教育に対する意欲は、大幅に低下し、売上げが低迷する中で、不要不急の教育費は削減の対象となった。 しかし、組織によってはむしろ教育・研修を強化したところもあり、より教育研修内容、費用を吟味して実施するようになった。
現在の人材育成における3つの特徴
1.組織力強化のため階層別教育が見直されている(管理職研修が中心)
2. 多様な人材を強化している(再雇用高齢者、女性管理職など)
3.研修内製化ニーズの高まり