『商工にっぽん 1月号』に、研修内製化記事を掲載
2010年01月13日
『商工にっぽん1月号』特集「現場で役立つ人のこと 人事・労務の最前線」にて弊社舟橋が「企業における内製化の現状」というテーマで記事を書かせていただきました。
コストを掛けずに自社に適した教育を行う上で、研修の内製化は有効な手段である。しかし「忙しくて教育に充てる時間がない」、「何を教えるべきか分からない」などの理由により簡単には実現できないのが現状である。
インソースでは内製化実現のための準備として、以下に挙げる5つのポイントが必要と考える。
<< 研修内製化の5つの準備 >>
1.トレーナーの指名
幹部候補や中堅社員をトレーナーとして育成し、ミニ集合研修を多数実施する。
2.教えるべきことの明確化
身につけるべき事柄をスキルマップにしてを洗い出し、「いつ、どのような手法」で身につけさせるかを決めるする。
3.トレーナー自身の育成
トレーナーに効果的な指導・研修方法を身に付けさせる。
4.指導用テキストの準備
業務をマニュアル化することから始める。
5.現場指導内容の体系的把握
「誰に、何を、どれだけ」教えたのかを人事部門で把握することで、育成のムラを防ぐ。
中でも4~5人の若手社員に対し1人のトレーナーが講師となり研修を行う、ミニ集合研修の実施は、 少人数指導による密度の濃い教育、現場でのOJT指導の負担減だけでなく、指導する側にも中堅・幹部候補としての自覚を植えつけるという点でも有効である。