自薦・他薦をもとに絞り込まれた選抜メンバーを対象に、社内のDX推進リーダーを育成する為の基礎研修及び専門研修を実施。研修後は社内のDXプロジェクトの実務を担い、グループ全体のDX戦略を大きく進行させた。
グループ全体の中期経営計画においてDXの推進を掲げDX方針を作成、全社員のDX人材化がミッションとなった
グループ全社員の約1割の社員にDXの専門的な教育を実施し、将来的に各セクションにDX専門人材が配置できる状態にしたい
DX企画を立案・推進、さらにはプロトタイプ開発までを社内で内製化したい
DX人材育成プログラムを作り、基礎研修と専門研修(3コース)をそれぞれ実施し、アセスメントを経て配属先を決定し、DX企画を企画・推進できる人材を育成する
全社横断のDX企画を立案・プロジェクト化し、プロトタイプ開発及びPoCによる効果検証までのプロセスの内製化を期待
対象部門を特定せず、全部門の中堅層より自薦・他薦をもとに絞り込まれた選抜メンバー約150名
7月~12月
DXを進める為に必要な共通プログラムの基礎研修を6講座8日間実施。DX推進を内製化する為に必要な知識・スキルを3つのコースに分け、各8~10日間かけて専門研修を実施。受講者は通常業務との掛け持ちで全日程を半年間かけて受講。
1.基礎研修(共通プログラム)
2.専門研修(コース別プログラム:①DX推進者、②DX技術者、③IT技術者)
3.アセスメント(受講者別の個別報告書)
各研修テーマについて以下のステップで実施、DX推進を内製化できる人材を育成。
全社員向け、及び自薦・他薦による一次選考者にeラーニングを実施しました。 DX・IT 基礎の習得を必須とし、基礎的知見を備えた人材の育成を目指す基礎的な研修の後、DX推進リーダー候補としてDXを推進または支援する人材の育成を目指す専門的な内容を加えました。
自薦・他薦をもとに絞り込まれた選抜メンバー150名向けに、DXを進める為のベースとなる知識・スキルを共通プログラムにまとめ、基礎研修を実施しました。DXやITの基礎知識のみならず、課題設定や仮説構築などのビジネススキルから、課題をシステムに落とし込むためのプロセスやプロジェクトマネジメントなど、社内でDXを進める為に必要な基礎を8日間に渡り習得していただきました。研修はコロナ禍の状況を鑑み、全日程をオンラインで実施いたしました。
基礎研修を受講した150名に対して、DX推進を内製化する為に必要となる専門的な知識・スキルを3つのコース(DX推進者、DX技術者、IT技術者)に分けて、各コースにて8~10日間の専門研修を実施。中でもDX技術者コースでは実務に合わせて2つのサブコース(データサイエンスコース、ノーコード/ローコードコース)をご用意。専門研修もコロナ禍の状況を鑑み、全日程をオンラインで実施しました。
研修実施後に行う確認テストによる定量評価、面談及び定性評価により、受講者の能力や特性を客観的に評価・分析し、適切な部署へ配属しました。
DX推進リーダー育成プロジェクトは社内において過去最大の規模であることに加え、「DX」を進める為の方向性がまだはっきりと見えてない状況下から企画段階の時点で提案していただき、パートナーとして認めるに値すると思ったから
受講対象者はDX/ITのリテラシーは決して高くない方が多く、実は専門的なスキルを実際に業務に活かす為には高度な専門性よりもビジネススキルとの連携が必要であり、スキルを総合的にコーディネイトできるインソースの強みがニーズと合致した
DXとはいえ、結局のところ今回学んでいるような問題を発見する力や課題を設定する力がないことには何も改善できないということで改めて学ぶ機会を頂けてよかった
通常であれば会う機会のない方々とディスカッションが出来、自分にはない視点で物事を捉えている事に刺激を受ける事ができた
現在の業務や今後にも活かせる進め方であり、自分の仕事の整理や目標ができた
今後、自分がシステムの発注者や、アジャイルの相談役に回ることも想定し、リテラシーの強化に努める必要があると感じた
・研修を通じて企画立案した内容を役員にプレゼンしたり、さらにブラッシュアップしたりなどができる人材が育成できた
・研修受講者でプロジェクトチームを組成してPOCを実施、効果検証へ