見通しのなさが即離職につながる~今必要なキャリア支援
優秀な若手を辞めさせないために
「若手が急に退職を申し出てきたが、まったく予兆がなかった」
「上司としてキャリアの相談に乗りたいが、何を話せばよいかわからない」
こうした管理職の声を多く聞くようになったことが、本研修を開発するきっかけでした。
日々の業務で忙しい中で、部下とキャリアについて話す機会がほとんどとれていないのが現場の実情なのではないでしょうか?
しかしその結果、部下は「この会社で自分がどう成長できるのかわからない」と感じ、転職を考え始めるケースが少なくありません。
離職防止の鍵はキャリアの見通し
離職を防ぐためには、昇進や異動といった従来のキャリアパスを示すだけでは不十分です。特に現代の管理職は、「部下がどのようにキャリアを積み、成長できるのか」を具体的に示す役割を求められています。
部下自身が未来のキャリアを描き、それに向けて努力できる環境をつくることが、離職を防ぐポイントです。本研修では、管理職がキャリア開発支援をどのように実践すればよいかを、具体的な手法を交えて学びます。
キャリアマップで3年後を見通す
キャリアの見通しをつけるためのツールとして、研修では「キャリアマップ」を活用します。
キャリアマップとは、従業員のスキルや経験を整理し、半年後・3年後・5年後のキャリアの方向性を可視化するツールです。管理職がこのキャリアマップを活用しながら部下と対話することで、部下自身が自分のキャリアを前向きに捉えられるようになります。またキャリアマップの作成は、上司が部下の未来を真剣に考えていることをアピールできる材料になるため、早期離職を防ぐ施策として有効です。
研修の時間を活用して、キャリアマップを作成することで、「時間がないから、部下のキャリア開発支援ができない」という上司の悩みを解消することができます。
部下のキャリア開発支援研修~先を見通し、離職を防止する
昨今、若手に自律的なキャリア形成が求められる一方で、見通しが立たないことが離職の大きな要因となっています。そこで本研修では、部下のキャリアゴールを考え、先を見通すためのツールとなるキャリアマップを作成します。作成したマップをもとにキャリア面談に臨み、部下のモチベーション向上と離職防止の実現を目指すプログラムです。
よくあるお悩み・ニーズ
- 早期離職を防ぐために何をすべきか、具体的な方法を知りたい
- 1対1面談を実施しているが、思うような効果が出ていない
- 上司として、自信をもって部下のキャリアを支援できるようになってほしい
本研修の目標
- なぜ部下のキャリア開発支援が求められるのか理解する
- 部下の価値観や理想を汲み取り、本人に合ったキャリアゴールとマップを作成できる
- 部下のモチベーションを高める面談の仕方を身につける
セットでおすすめの研修・サービス
1対1面談研修~部下のキャリア開発支援編
本研修は、実際に面談をする管理職・リーダーが、1対1面談でどのように部下の特徴・キャリア志向を把握していくか、フレームワークをお伝えしていきます。さらに、ワーク、ケーススタディでの実践を通して、部下のキャリア開発を促す1対1面談ができるようになることを目指します。
管理職向け部下のキャリア形成支援研修~成長プランの策定と業務の任せ方編
本研修では、部下のキャリア開発における上司の役割を理解し、キャリア支援計画の立案、キャリアマインドの醸成、成長プランのすり合わせ、人材育成視点での業務差配のポイントについて学んでいただきます。
エンゲージメント診断
本サービスは従業員エンゲージメントの向上を目指して、組織課題を可視化するアセスメントです。従業員と組織の満足度を定量的に調査することで、どの対象にどのような施策を講じればよいのかを考える際の基礎情報として活用することができます。
本サービスではエンゲージメントの見える化に留まらず、不満の原因を探る問いを設定したり、設問自体を人事部門の関心事にあわせてカスタマイズしたりすることで、アセスメント実施後の効果的な施策検討につながる調査を実施できます。