リーダーシップを発揮するとは=定義
成果につながるHow(具体的な方法)を積極的に提案し、周囲を巻き込みながら実行できる。
■すべての課題・問題から逃げずに対応しようという自覚
→組織に対しての愛着があり、自分から良い仕事・職場(あるべき姿)を目指していく使命感を持っていること。
■組織の課題を自ら認識し、達成すべき目標が立てられる
→あるべき姿と現場のギャップを的確に発見して、どのように解決していくのかの計画を立てることができること。
■上司や同僚、他部門を巻き込みながら、自身の提案を実現すること
→課題の解決に向けて、周囲の認識を共通のものにし、部署・組織全体と連携した行動を取れること。
受講者を取り巻く環境(仮説)
■担当業務に関して経験を積んでいるため不安や心配はない
⇒良くも悪くも慣れてきており、危機意識が薄い
■組織から明確にリーダーの役割を求められているわけではない
⇒ただ今後のことを考え、組織としてはリーダーのスキルを磨いてほしい
■1つの分野に対してプロ意識が強いが、組織作りに対しての関心は薄い
⇒自分たちが会社を作っていっている意識(≒主体性)が薄い
<自己改革のため>
・【講師派遣】若手向け研修 ~3年目社員の自己改革への意識強化編(1日間)
<協働のため>
・【講師派遣】中堅社員研修 ~課題解決力アップ編(3日間)
<チーム作りのため>
・【講師派遣】リーダー強化研修 仕事の振り方・伝え方編(1日間)
中堅Ⅱ研修の目指すところ(=ゴール)
「自覚」と「課題認識」を持ったリーダーシップ発揮のための下地作り
・リーダーとして組織へ貢献する具体的なイメージがわく
・職場の牽引役として、率先して行動することができる
・他部署との連携における課題を捉え、解決策を立て実行できる
ゴールの実現に向けた研修項目
テーマの選定
上記を順番にすべて実施しても良いが、テーマ同士のつながりや関係性を明確にもたせることで、より納得感があり研修効果を高められる。
→リーダーシップ研修のコンセプトを決め、具体的なカリキュラムを設計
研修コンセプト
「自分ができる」から「組織ができる」へ
中堅社員たる受講者のノウハウや工夫を職場全体へ広めるそのためには、受講者が主体的に情報を発信し、組織力向上に向けたリーダーシップを発揮する必要がある
テーマ | 内容 |
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リーダーシップ を発揮するための 下地作り |
①今までの自己の理解 ②今後求められる役割の認識 ③ステークホルダーから見た自社への期待 <対応する研修> ・リーダーシップ発揮研修 役割認識と自社への期待編(1日間) ④期待を果たすためのリスク・問題の洗い出し ⑤中堅社員なりの工夫・ノウハウの抽出 ⑥職場全体のレベルを上げるための計画作り <対応する研修> ・リーダーシップ発揮研修 問題解決と組織での取り組み方編(1日間) |
<リーダーシップ発揮の体験>
1ヶ月~2ヶ月間隔を空けて、職場でリーダーシップを発揮し計画を実践する期間を設ける。
リーダーシップ研修実施に当たって重視するポイント
【ポイント1】 全体の60%以上のワークと議論で体得
・研修時間のほとんどが個人ワーク、グループディスカッション、ケーススタディ、ロールプレイングといった動きのある手法での進行
・学ぶよりも、繰り返し考え出すことを重視
【ポイント2】 自分達の「ありたい姿」を考え抜くことで主体性を引き出す
・上司や後輩に求められる期待に応えることはもちろんのこと、自分達の組織ブランド向上に向けた「ありたい姿」を考え抜くことで主体的な考え方・行動を引き出す。
【ポイント3】 現場で実践できないことに意味はない
・組織ブランド向上という大きなゴールに向かって取り組みを考えたときに、実際に自分たちが行動できるレベルまで計画の落とし込みを行うことで地に足のついた議論を行う。