社用携帯やPCの紛失リスクを減らす~機密情報の漏えいリスクを低減する教育施策
会社から貸与された「社用スマホ」や「社用ノートPC」をうっかり置き忘れそうになり、ヒヤリというよりも全身が冷たくなった...という経験が、一度や二度はあるのではないでしょうか。
現代では、あらゆる情報がPCやスマホに集約されており、情報通信機器の取扱いには慎重になる必要があります。組織内でそのような内容の研修を開催しているケースも多いですが、重要なのは「単発で終わらせない」ことです。
コンプライアンス意識は、一度の研修で学ぶだけでなく、日々の実践と繰り返し学ぶことで定着するものです。定期的に、かつ継続的なセキュリティ研修の実施がおすすめです。
情報漏えいリスクを認識し、セキュリティ意識を向上させる
職場での情報セキュリティ意識を向上させるには、定期的なテストやチェックで業務に関する身近なリスクを洗い出すことが非常に有効です。架空の事例を通じて、実際に機密情報の漏えいが起こったらどうなるかを知ることも大切です。
インソースの研修では、対応すべき優先順位を自ら考え、必要な対策を自分事として考えていきます。業務を進める中で慣れがあると、リスクへの意識が薄くなりがちです。研修内では自身が業務で扱う情報を整理する演習を実施するため、情報漏えいのリスクを改めて捉えるだけでなく、その意識づけにもつながります。
機密情報保護研修(半日間)
よくあるお悩み・ニーズ
- 機密情報漏えいへの対策や教育を定期的に行うことができていない
- 情報漏えいのリスクを洗い出せるようになってほしい
研修プログラム例
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機密情報について
【ワーク】機密情報にはどのようなものがあるか考える
【ワーク】情報漏えいについて、事前の対策や漏えいした場合の対策を考える -
情報セキュリティ
【ワーク】会社や自身の情報セキュリティ対策を○×でチェックする
【ワーク】職場の情報セキュリティの現状をチェックリストで確認する -
業務の中で潜むリスクと対策を考える
【ワーク】会社で取り扱う情報資産を洗い出し、潜んでいるリスクを考える
【ワーク】マトリクスを使って、対応すべき優先順位をつける -
まとめ
【ワーク】優先順位をつけたリスクから、取り掛かりたい課題を一つ設定する
【ワーク】具体的にどのような対策を行うか考える
受講者の声
- 普段何気なくしている行動が情報漏えいにつながる可能性があると、あらためて気づきました。自分事としてとらえて改善していきます。
- 自組織のセキュリティについて振り返ることができました。より丁寧なデータや書類の管理、整理整頓が必要であると感じたため、少しずつでも取り組もうと思います。
リスクマネジメントには継続的な研修実施がおすすめ
2年目からは、ルールはわかってはいるが行動に結びつかない、というお悩みに対し、行動経済学や、前向きな課題感と結びつけた研修をおすすめします。
コンプライアンス研修~行動経済学を学び、ルールを守れる職場をみんなで作る(1日間)
行動経済学を踏まえ、自分事としてコンプライアンスを守るための職場づくりを前向きにみんなで考える。
リスクマネジメント研修~未然に防ぐ方法を学ぶ
管理職として求められる「予測力」(危機察知能力)を高め、リスクの芽を未然に摘み取る手法を理解する。
セットでおすすめの研修・サービス
デジタル時代の情報セキュリティ研修~身近な事例から社内リスクを抑制する(1日間)
情報セキュリティへの理解を深め、情報漏えいを起こさないための行動や対策を考える研修です。セキュリティの3要素や身近な技術をおさえ、機密情報の持ち出しや置きっぱなしなどリスクにあたることを学びます。
また、業務で使用するWeb会議システムやデジタルツールに脆弱性があることを知り、正しい使い方を再認識します。情報管理の仕組みにも触れ、セキュリティ対策のステップを学びます。
リーガル研修~組織に法知識を浸透させ、従業員の規範意識を高める
組織の社会的責任に対する注目度が高い現代、法令遵守は組織の存続と持続的成長のために不可欠です。コンプライアンスを重視する組織文化は、リスク回避だけでなく長期的な価値向上の源泉にもなります。
誰もが関連法規を正しく理解し日々の業務の中で法的リスクを感知できるよう、リーガル研修を取り入れ、法令違反をなくす、あるいは未然に防ぐ必要があるのではないでしょうか。
リスクマネジメント講座~再発防止のための真因追及と対策の徹底
事故やトラブルが再発してしまう要因として、代表的なものが「状況把握の不足」「真因分析の不足」「対策徹底の不足」「水平展開の不足」です。これら4つの不足に対する原因・解決策について、本講座ではよくある例を交えながら、再発防止を目的とするリスクマネジメント手法を学んでいただきます。