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中堅社員を戦力化するための「巻き込み力」~信頼感・段取り力・人を動かす力を鍛える

中堅社員に求められる「視座」とは

「自分の仕事を指示通りきちんと実行すること」がまず、新人・若手には求められますが、中堅社員にはそこから一歩踏み込んで、チームや組織の視点に立って、自分の仕事を捉えることが求められます。

これまでの仕事の進め方

  • 自分の目標が達成できるか
  • 自分の仕事を上手く回せるか
  • 上司の指示通りに、業務を遂行できるか

中堅社員に求められる仕事の取り組み方

  • 自分の目標達成だけでなく、チームの目標達成のために自分にできることを考える
  • 自分の仕事だけでなく、部下・後輩・他のメンバーの進捗にも目を配り、フォローする
  • チームの視点に立って率先して業務改善に取り組む
  • 部署やチームを横断した調整を円滑に行う
  • 自ら難しい業務に取り組む

巻き込み力を構成する3つの力~信頼感・段取り力・人を動かす力

「中堅社員に求められる仕事の取り組み方」を体現するためには、直属の上司だけでなく、チームのメンバー、他部署の関係者などの多様なステークホルダーを巻き込みながら仕事を進めるスキル=巻き込み力が必要です。

巻き込み力を発揮するためには、以下の3つの力を身につけることが求められます。

信頼感:そもそも力を貸したい人か

どれだけ論理的に説明するのが上手で、相手に話を理解してもらえたとしても、そもそも人として信頼されていなければ、巻き込み力を発揮することはできません。「この人は力を貸すに値する人である」と相手に認識してもらうことが、巻き込み力発揮の土台となります。

信頼される人の特徴として、以下が挙げられます。

  • 約束を守る
  • 相手の予定を尊重する
  • 基本的なビジネスマナーができている
  • 他人のせいにしない
  • 最後までやりきる
  • 主体的に行動する

段取り力:自ら物事を進めていけるか

「上司が詳細な指示を出さずとも、自分で考えて物事を進めることができる人」を上司は中堅社員に求めています。物事を円滑にスケジュール通りに進めるために必要なのが、段取り力です。段取り力とは、「業務を進める時に、タスクを洗い出し、発生するリスクを予測し、より効率的な手順を整える力」のことを指します。

自分一人で進めるような業務については、基本的なタイムマネジメント力などがあればスケジュール通り進めることは可能かと思います。

しかし、上司や自部署、他部署のメンバーを巻き込んで仕事を進めるためには、締切から逆算して全体のスケジュールを引き、いつまでに何をすべきか決める必要があります。

人を動かす力:相手の気持ちを汲み取れるか

相手を動かすためには、依頼の仕方を工夫し、普段からコミュニケーションをとることが必要です。関係者(上司・チームのメンバー・他部署のメンバー)の気持ちを理解し、適切なコミュニケーションをとりながら仕事を進める必要があります。

「(中堅社員向け)巻き込み力向上研修~受け身の姿勢から脱却し、周囲に働きかける」では、巻き込み力を発揮するための第一歩として、この3つの力をワークやディスカッションを通じて体得します。

  • ステークホルダーを巻き込みながら仕事をすることが求められる中堅社員の方
  • 管理職にはなっていないが、チームの一員として、メンバーに関与することが求められる方

このような皆様にぜひご受講いただきたいです。

(中堅社員向け)巻き込み力向上研修~受け身の姿勢から脱却し、周囲に働きかける

中堅社員になると、プレイヤーとして自身の業務に取り組むだけでなく、現場の中心メンバーとして、主体的にチームに関わる姿勢が求められます。また、上司やチームのメンバー、他部署の人と積極的に関係性を築き、巻き込みながら仕事をする必要があります。

本研修では、巻き込み力を発揮するための第一歩として、①信頼感 ②段取り力 ③人を動かす力の3つの力について学びます。

よくあるお悩み・ニーズ

  • 自分の業務に取り組むだけでなく、視座を上げてチームに関わってほしい
  • 現場の中心メンバーとして、リーダーシップを発揮して活躍してほしい

本研修の目標

  • 巻き込み力を発揮するための土台となる「信頼感」を高める
  • ステークホルダーを動かすために必要な段取り力を鍛える
  • 上司・チームのメンバー・他部署のメンバーと関係性を築き、上手に巻き込めるようになる

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セットでおすすめの研修・サービス

階層別テスト(中堅向け)~ビジネスで必要な「知識」と「活用力」を測定するテスト

「階層別テスト」では、当社がこれまで実施してきた研修・コンサルティング・アセスメント等に基づき、中堅社員に求められるスキルを洗い出しました。

本テストではこれらのカテゴリ・スキルについて、ビジネス場面で必要な「知識」を問うとともに、ケーススタディなどを通じてそれを「活用できる力(活用力)」を有しているかどうかを測定します。また、各階層に求められる役割に応じて配点も異なり、「若手」は知識の配点が高く、階層が上がるにつれて活用力の配点が高くなっています。

>サービスの詳細はこちら

中堅社員向けオーナーシップ研修~当事者意識をもって、周囲に働きかける存在になる

中堅社員として自身の担当する仕事だけではなく、チーム全体の仕事や課題にも「当事者意識」を持って関わっていくマインドを養成し、そのために必要なコミュニケーションスキルを習得する研修です。

具体的には、上司や先輩との積極的な関わり方や後輩への接し方を改めて考えていただき、多方面に影響を与える存在になることを意識していただきます。また、その具体的なスキルとして、周知力、調整力、関与力について学び、ケーススタディを通じてどのようにそれらの力を発揮するかを考えていただきます。

>公開講座の詳細はこちら

【動画百貨店】(AI音声動画で学ぶ)中堅社員向けリーダーシップ研修

中堅社員の役割、リーダーシップとは、「担当する業務を『自分の仕事』として主体的に捉え、強い使命感と熱意をもって、取り組む姿勢」を体現することです。まさに「他人事」ではなく「自分事」として仕事を捉える真剣さがこの根底にはあります。

そして、主体的に仕事を捉え、行動するためには、その仕事が「何のために行われるのか」という目的意識を明確にする必要があります。

本動画は、それらのマインド養成のきっかけとなります。また、主体的なコミュニケーション手法について学んでいただくことができます。

>動画教材の詳細はこちら

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