インソース グループコンテンツ開発本部

知識を詰め込むだけでは不十分?新人の時期から「判断軸」を身につけるコンプライアンス教育

「ルール」ではなく「なぜ守るのか」を理解する

コンプライアンスというと、「○○をしてはいけない」というルールを守ることに目が向きがちです。しかし、それだけでは本質的なコンプライアンス違反の防止にはつながりません。重要なのは、「なぜこの行為がいけないのか」「周囲にどのような影響を与えるのか」といった視点を持ち、自ら考えられるようになることです。

特に新人時期は、ルールを覚えることに重点が置かれがちですが、それだけでは十分とは言えません。社会人として求められるのは、状況に応じた適切な判断力です。

インソースの新人向け「モラル&コンプライアンス研修」では、モラルとコンプライアンスの両面からアプローチし、実際の現場で活かせる思考力を養います。

ケーススタディを軸に、実践で身につける判断軸

新人のコンプライアンス違反の多くは、「知らなかった」「つい...」といった無意識のうちに起こるものです。そのため、新人向けのコンプライアンス教育は単なる知識教育ではなく、「新人が職場で直面しやすい事例」を取り上げ、実践的な学びを提供する必要があります。

職場で起こりがちなプチ不正

  • 業務用として購入するものの中に私用目的のものも加えて経費で落とす
  • 勤務時間中に個人的なウェブサーフィンやショッピングを行う
  • 定められた休憩時間を超えて休憩をとる
  • 便利なソフトウエアを違法コピーする
  • ネット上の文書や写真をコピー&ペーストして資料に使用する など

(新入社員・新社会人向け)モラル&コンプライアンス研修~不祥事・情報漏えいと組織への損害

本研修は入社早々に触れる機会がある個人情報やSNSを中心に、社会人にとって必要なコンプライアンス意識を学ぶ研修です。社会で働くためにはルールを守るだけでなく、モラルの意識が必要です。

研修では、モラルとは何なのか、自分の行動によってどんな影響があり、何がコンプライアンス違反につながるのかを身近な事例から学んでいきます。

よくあるお悩み・ニーズ

  • 新社会人になったタイミングでコンプライアンス意識を高めておきたい
  • 自分の行動が影響する範囲や学生時代との違いを知ってほしい
  • 個人情報やSNSの使い方で気をつけるべきことを学ばせたい

本研修の目標

  • モラルとは何かを理解する
  • 何がコンプライアンス違反となるかを理解する
  • SNS活用や個人情報取り扱いの危険性を知る
  • 社会人としての自覚を新たにする

ケーススタディの例

  • 社用携帯のデータ通信料を私用目的で使用したケース
  • プライベートであげた投稿に、社内情報が写り込んでいたケース
  • 顧客情報を興味本位で調べ、軽い気持ちで友人に伝えてしまったケース

>公開講座の詳細はこちら

セットでおすすめの研修・サービス

人格の陶冶研修シリーズ~ビジネスシーンで信頼を築くためのモラル・倫理観を身につける

社会人向けの研修は、業務を行ううえで必要となる「知識やスキル」の習得、あるいは役割に応じて求められる「考え方や心構え」の理解を目的として実施されるのが一般的です。しかし近年、その範疇に当てはまらないテーマの教育のご相談が増えています。

「正しいルールではなく正しいモラルを学べる研修はないか」「成果の上げ方ではなく人格の高め方を伝える研修を作れないか」といったご要望です。

>人格の陶冶研修一覧(まとめページ)はこちら

不正・不祥事防止動画教材セレクション

不正・不祥事防止のための動画教材を9つ、ご紹介いたします。弁護士の監修や解説が入った動画教材や、ドラマ仕立てで感情移入しやすい不正防止の動画教材など、一風変わったサービスを取り揃えております。 ぜひ、ご覧ください。

>詳細はこちら

関連記事