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心理的安全性4つのポイント~メンバーが自然体でいられる環境をつくる

心理的安全性とは

心理的安全性とは、「メンバー1人ひとりがチームに対して気兼ねなく発言できる、自然体でいられる環境・雰囲気」のことを指します。グーグル社の4年に及ぶ大規模な調査の結果、"心理的安全性は成功するチームの構築に最も重要である"と発表され、日本でも注目されるようになりました。

「会議の場で、自分の考えや意見を自然体で発言することができる」

「困った時にチームのメンバーに助けを求めることができる」

「失敗しても責められず、挑戦することを推奨している」

このような項目に「YES」と自信を持って答えられれば、心理的安全性の高い職場と言えるでしょう。

心理的安全性を高める4つのポイント

心理的安全性の高い職場づくりの4つのポイントをご紹介します。

①自分の行動を変える

心理的安全性を向上させるためには、まず上司自身の行動や部下との接し方を見直す必要があります。心理的安全性を低下させるような言動をしていないか確認し、自らコミュニケーションを取るタイミングや内容を見直しましょう。

②アサーティブコミュニケーションで言いたいことを伝える

言いたいことが言えない職場では、心理的安全性が低下してしまいます。自他を尊重するアサーティブコミュニケーションを活用することで、自分の意見が言いやすい、風通しの良い職場をつくることができます。

③1対1面談を活用し本音で話せる環境を作る

1対1面談では、部下について深く知ると同時に、部下が相談しやすい環境をつくることができます。また、コミュニケーションをとることを習慣化させることで、コミュニケーション不足から生じるさまざまな問題の解消につながります。

④チームの仕組み・文化を作る

情報を共有する文化を作り、成功体験をシェアすることで、チーム全体の心理的安全性を高めるための仕組みづくりができます。メンバー1人ひとりがチームに参加できているという感覚を持つことができるかが大切です。

部下とのコミュニケーション実践研修~心理的安全性の高い職場を作る

「メンバーがミスを恐れ、本音を言えずに悩みやストレスを抱えている」というお悩みを、多くの方からお伺いします。こうした状況を打開するための鍵を握っているのは、チームを率いる管理職やリーダーです。

本研修では、部下とのコミュニケーションの仕方を工夫することで、どのように心理的安全性を高めていくのか習得します。言いたいことを伝えるためのアサーティブコミュニケーション、本音で話せる環境を作るための1対1面談の活用方法を実際によくあるケースをもとに実践的に学びます。

研修の最後には、自分のチームの心理的安全性を高めるための具体的な方法を検討していただきます。

よくあるお悩み・ニーズ

  • メンバーが失敗を恐れ、リスクを取ってチャレンジしようとしない
  • 普段からコミュニケーションが少なく、若手から意見が出にくい
  • メンバーの仲は良いが、馴れ合いになってしまい、成果を出すことへの意識が低い
  • 本音で話すことができておらず、メンバーが何に悩んでいるのかわからない

本研修の目標

  • 心理的安全性の鍵を握る管理職・リーダーが、まずは自分の行動を変える必要があることを自覚する
  • アサーティブコミュニケーションの4つのステップを学び、言いたいことを自他を尊重しながら伝えられるようになる
  • 1対1面談で部下の本音や悩みを把握し、主体性を引き出せるようになる
  • 情報と成功体験を共有する文化の作り方を学び、チーム全体の心理的安全性を向上させることができるようになる

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セットでおすすめの研修・サービス

アサーティブコミュニケーション研修

本研修では、「言いにくいこと」を伝えるアサーティブコミュニケーションの手法を習得します。アサーティブとは、相手の状況・気持ちを尊重しながら、自分の主張を正直に伝えることです。講義と豊富なワーク・ケーススタディを通じて、アサーティブであるための心の持ち方を理解し、具体的なコミュニケーションスキルを身につけていただきます。

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アンコンシャス・バイアス研修~前向きなコミュニケーションで心理的安全性を高める

本研修では、ワークを通して組織・職場におけるアンコンシャス・バイアスにはどのようなものがあるかを考えます。また、アンコンシャス・バイアスを打破し、職場の心理的安全性を高めるために、仕事の教え方や叱り方、感情のコントロールなどを学びます。

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共感力発揮研修~スムーズに仕事を進めるために理解と思いやりを示す

本研修では、「共感力」をキーワードに、仕事においてコミュニケーションを円滑化する技術を習得します。人間関係をより良くして仕事を進めやすくするために、相手の感情や心理状態、主張に共感し、自分の思いを適切に伝えることを目指します。

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