人格の陶冶研修シリーズ
研修の特徴・目的
ビジネスパーソンに求められる「人格」について考える場を提供する
そもそも研修で「人格」を高めることはできるのか?
社会人向けの研修は、業務を行ううえで必要となる「知識やスキル」の習得、あるいは役割に応じて求められる「考え方や心構え」の理解を目的として実施されるのが一般的です。しかし近年、その範疇に当てはまらないテーマの教育のご相談が増えています。「正しいルールではなく正しいモラルを学べる研修はないか」「成果の上げ方ではなく人格の高め方を伝える研修を作れないか」といったご要望です。
議論を通して考える機会を与える
正しいモラルや人格の高め方には明確な正解があるわけではなく、それを講師が教えるのは難しいものです。仮に「これが正解だ」と伝えても、受講者は素直に納得しないと思われます。モラルや人格といった類のものは、相手がよほどの人格者でもない限り、人からとやかく言われたくはないからです。
では、どうすればこれらをテーマにした研修を企画できるか。考えたのは、受講者の皆さんがそれぞれの考えをもって議論に参加し、自分なりの正解を見出していくワークショップ形式です。研修内で講師はファシリテーター役に徹します。そもそも唯一の正解がないので、当然意見の相違も生まれます。そうした討議を通して「モラルや人格を考える機会」を設定することそのものが、研修の意義になるのではないかと思います。
人格の陶冶研修シリーズのポイント
新社会人にモラル・倫理の重要性について考えさせる
新人研修のプログラムの中には、社会人としてのマナーや会社としてのルールを学ぶものはあっても、「モラルや倫理」に関するものはあまり見当たりません。ルールで明確に規制されてはいないが、倫理的にやってはいけないことが世の中には多くあります。ビジネスシーンでも、そうした場面に遭遇する可能性があることを知り、その時に何を判断基準として行動していけばいいかを受講者のみなさんで考えていただくために、以下のプログラムを開発しました。
アンビバレントな場面においてどのように判断すべきかを考えさせる
実際のビジネスシーンにおいては、相反する考え方の狭間で葛藤することは少なくありません。高い成果が求められる中で、立場を利用して部下や取引先に対して強く接したリ、チームの成果を自分ひとりの貢献であるかのように上司にアピールしたリする行動を目にすると、「ルール違反」とはいえないものの何となくモヤモヤするものです。
また、「正直さや誠実さ、見返りを求めない姿勢」などは美徳ではあるものの、激しい競争社会ではそうした考え方が時に自身に不利益をもたらすこともあり、どのように行動することが正解なのかが分からなくなってしまいます。以下に示す研修は、こうしたアンビバレントな場面をケース題材に取り上げてグループで討議し、葛藤しながら自分たちなりの結論を導き出していただきます。
先人たちがどのような考え方をもって生き抜いてきたかを辿る
正解のない「人格」のあり方を磨くためにはどうすればよいか。その方法のひとつに、先人に学ぶというアプローチがあります。先人たちが事業運営において悩み、苦しんできた中から導き出された「格言」には、単なる言葉以上の深みがあり、実際のエピソードと併せて学ぶことでその本質に迫ることができます。研修中、講師は様々な先人の言葉を借りてヒントを提供しつつもあくまでファシリテーターの立ち位置で議論を支援し、受講者自身が主体となって答えを探ります。
「今」を捉えたインソースの研修
インソースでは、時代の変化に寄り添い新たなニーズに応えるため、毎月新作研修を開発しております。外部環境の変化に対応すべく今必要なスキル、最近耳にする新しい分野など多数ご用意しておりますので、その中で本テーマにおける新作研修をご紹介します。
【人格の陶冶シリーズ】公務員向けモラル意識醸成研修(半日間)
研修開発者の思い・こだわり
本研修は知識の習得ではなく、公務員としてモラル違反をしないための判断軸を養うことが目的です。受講者同士でディスカッションする中で「自分の言動が正しいのか」を客観的に捉え、考え方の軸を身につけます。公務員倫理に関する教育は行っているが、もっと自分事として考えさせたいという組織の方におすすめです。
人格の陶冶研修シリーズ おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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「自分の正しさ」を疑い、職場全体のモラルを高めるプラン
日々の活動の中に正しさという価値軸を通すことを目的とした全従業員参加型プラン。この価値観にも他者とは違いがあると認め、成果の最大化と社会倫理を守ることの両立を考える
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2年間で全社員のコンプライアンス意識を刷新するプラン
1年目は管理職の意識改革・体制づくりから始め、変革の土台をつくる。そして2年目に全社員への教育を階層別教育やeラーニングで 一気に行い、組織風土全体を変革していく
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コンプライアンス遵守・ハラスメント防止の職場改善プラン
全4回で管理職と一般職でコンプライアンス遵守とハラスメント防止が守られる職場づくりを目指す。それぞれ、リスク管理や気持ちの持ち方などの内容も踏まえて研修を行う
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各グループ会社の経営層が覚悟とスキルを強化するプラン
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全社視点、全体最適を意識できる管理職を育成するプラン
人格の陶冶研修シリーズ 研修プログラム
旬のプログラム
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【人格の陶冶】ビジネスにおける「正しさ」を考える
ビジネスの中で直面する、社会倫理的な「正しさ」との折り合いの付け方を考える
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【人格の陶冶】先人から学び、徳のある人材になる
今、ビジネスパーソンに求められる「徳」について、ワークショップ形式で学び、従業員の品格向上を図る
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【人格の陶冶】ディスカッション討議で深める「謙虚・勤勉・感謝」の意義
仕事に対する姿勢として求められる「謙虚」「勤勉」「感謝」の本質的な意味をグループ討議を通して考える
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【人格の陶冶】公務員向けモラル意識醸成研修(半日間)
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若手・中堅向けモラル&コンプライアンス研修(半日間)
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新人・若手向け社会人としてのモラル・倫理を高める(半日間)
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
人格の陶冶研修シリーズ ワークショップ
人格の陶冶研修シリーズ 動画教材・eラーニング
人格の陶冶研修シリーズ おすすめサービス
人格の陶冶研修シリーズ Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
人格の陶冶研修シリーズ 読み物・コラム
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人事・労務キーワード集「ニューロロジカルレベル」とは?
「ニューロロジカルレベル」を人事・労務の観点から解説します。ニューロロジカルレベルとは、アメリカ発祥の「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる実践心理学NLP(神経言語プログラミング)の基となった理論で、人間の意識レベルを体系化したモデルのことです。人材育成においても、この理論を活用した褒め方・叱り方が取り入れられています。
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渋沢栄一に浸る10日間
渋沢栄一は、円・銭・厘の貨幣制度の構築、第一国立銀行の設立など、近代日本成立の礎となった人物です。『論語と算盤(角川文庫、2008年)』を使用し、金言を紹介いたします。
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長期にわたる営業が報われる瞬間「あなただったから決めた」
様々な商材やサービスがあふれる中で、消費者・エンドユーザーは少しでも自分が良い選択ができたという実感を得たいと思っています。納得したうえで自ら選ぶというストレスを軽くし、決断のお手伝いをするのが営業職の役割です。
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VUCA時代、主体性のない若手社員の問題は何か~社会15年目のつぶやき
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レジリエンスの基本~偏った思考を内省して感情を育てる
研修のプロがお答え人格の陶冶研修シリーズ 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
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