DXを牽引する人材へと育成するため、DX・ITに関する専門知識の習得、技術力の向上を目的とした応用的な研修を実施。 また、コロナ禍の状況を鑑みオンラインで実施。応用・演習の研修であっても受講者の満足度が高いことが判明。
社会の急速な変化へ対応するために、スピード感をもって課題解決に取り組む必要がある
実務経験の豊富な職員に対して、現場の業務で役に立つDX・IT知識を習得させたい
主要な5テーマにおいてそれぞれ3日間の研修を実施し、実践力を身につけるための演習を合わせて実施した
本研修を受講した職員が中核となって行政のDXを牽引し、デジタル技術を活用した課題解決に向けて活躍
各テーマごとにデジタル系職員15名ずつ (IT技術者としてのキャリア採用及び異動により配属されたIT実務経験者)
3カ月かけて各テーマごとに3日間ずつ、計15日間)
デジタル系の職員に対して、システム構築の上流工程を担える知識習得、実務でデータやシステムを利活用できること目的とした研修を実施
①プロジェクトマネジメント、アジャイル開発の実践的な手法を理解・実践
②データ分析の流れを理解し、分析結果の読み解き方、活用手法を習得
③セキュリティマネジメントを理解し、インシデント・サイバー攻撃を想定した対処方法の演習を実施
④ITシステム基盤を理解し、要求仕様、要件定義の作成方法を習得
⑤UI/UX デザインの設計方法の理解、プロトタイプの作成、施策具現化の実施
自治体のデジタル系職員を、DXを牽引できる人材へと育成するため、次のステップで研修を実施いただきました。
プロジェクトマネジメントについて、ウォーターフォール開発、及びアジャイル開発それぞれについて一般的な説明ではなく、ケーススタディを用いることによって知識やノウハウを理解し、各章ごとの演習を通して現場で使える実践力を身につける
相関係数や回帰分析などの分析手法、及び分析結果の読み解き方を理解した上で、ビッグデータの収集・蓄積・活用の方法を学び、R言語を用いたデータ分析(回帰分析、クラスタリング等)を実践する
サイバー攻撃のトレンドなどを含めた情報セキュリティ全般の幅広い知識と、情報セキュリティ対策における技術の理解、及びインシデントの予防や発生時の対応に関する知識やノウハウを習得し、ケーススタディによる実践的な演習を行う
ITシステム基盤の全体像を理解した上で、クラウドサービスの活用を踏まえた要求定義や提案要求依頼書(RFP)、要件定義についてのプロセスやノウハウについて学ぶとともに、それぞれケーススタディによる実践的な演習を行う
使いやすいユーザインタフェース(UI)設計に必要となる基礎理論や人間中心設計のメソッドや、ユーザ体験(UX)を向上するための各種プロセスや手法について学んだ上で、実践的な演習として、実際の当該自治体ホームページを基にして、問題点を抽出し改善案を作成する
実践的なワークがあり実業務に役立てることが期待できる
自治体での研修実績があり知識が豊富である
今後システム開発プロジェクトに携わる予定なので、本研修で学んだ内容は今後の仕事に直結するものであり、プロジェクトの進め⽅、⼿法等、今後の業務に活かしていきたいと思う
実際にデータ分析でどのようなことができ、どのような動作をするのか、実際に動かして体験してみることができたところが印象に残っています
ワークショップが印象に残っている。短い時間でアウトプットや、初対面の方数名でクイックに考えををすり合わせていくことの難しさや、各発表で自分にはない観点が複数あることの気づきなど、様々なことを感じ、考えるきっかけになった
仕様書を書くことは今後増えていくと考えられるため、仕様書に記載すべき内容をゼロベースで考えた今回の研修での経験は非常に役に立つものだと感じました
・担当システムが「直観的に使いにくい」と言われているが、システムの改善手法を理解できた
・仕様書に記載すべき内容を理解でき、エンジニアとの認識統一が見込める
・システム開発プロジェクトに関わる際にプロジェクトマネジメントのノウハウを活用できる