「調整力」とは、現状調査を踏まえて、準備すべき事柄・課題を洗い出し、合意形成を構築し、企画案を実現するプロセスの諸活動すべてのことです。「調整力」は、以下の3つの能力の習得によって身につきます。
・あらゆる事務面の準備と進行管理
目標達成を見通し、あらゆる局面をぬかりなく準備し、過不足なく用意する
・関係者とのコミュニケーション
必要なタイミングで、関係者に情報を伝達し、利害調整を行う
・目標達成に向けての踏み込んだリーダーシップ
相手の立場を踏まえ、一歩踏み込んで相手の欲するところをリードする
特色
1.カリキュラムについて
上記のねらいの調整力に必要な3つの能力を踏まえ、自分の要求を相手に伝え、相手の認・同意・協力などを得るために必要な4つの力(段取りスキル、交渉力、リーダーシップ、問題解決力)を理解し、ケーススタディを通じて体得します。
2.研修の進め方
調整力に必要な各種のスキルを講義し、そのスキルの講義ごとに、ミニ演習を実施し、概念理解から体感理解に昇華します。また、研修の最後には、「総合演習」として、実際の業務を想定したロールプレイングによって、庁内および庁外にむけた合議形成ノウハウの業務への落とし込みを図ります。
3.講師について(どんな人が・どんな風に)
登壇経験豊富な講師が、「住民視点」「庁外の感覚」を織り交ぜながら、研修を実施します。
現状調査を踏まえ準備すべき事柄を確認して合意を形成し、企画案を実現させる「調整力」を得る