コールセンター業績アップ 勝てる秘策

 

コールセンター業績アップ 勝てる秘策

お客さま視点の満足度調査4~お客さま視点とは

お客さま視点の満足度調査4~お客さま視点とは

■顧客満足度を構成する「品質」について考える

前回、私が顧客の立場で感じた「満足」について書きました。
 
どのような組織・企業であったとしても、私は「品質」というものが「お客さまの満足」を支える一つと考えます(満足の要素には「価格」や「商品・サービスのネームバリュー」等もありますから「品質」は大きな比重を占めても、あくまでも要素の一つではありますが)

コールセンターで、この「品質」を問う場合、大きく分けて「業務知識」と「応対レベル」の2つです。

■周辺事情まで含めた正確な業務知識を身につけるためには

一言で業務知識と言っても、以下のように、その範囲は幅広いものです。

1.商品・サービスそのものに対する知識
2.デリバリーや社内の業務連携
3.同業他社に関する知識

知識を新しいオペレーターに習得させる際、スーパーバイザーは業務知識の専門性など、「難易度」ばかりを気にしてしまいがちです。しかしそれとともに、お客さまはどういった質問をよくお尋ねになるのかという「頻度」の視点も重要です。

コールセンターのコンサルティングでは、この「難易度」と「頻度」の2つの軸によって、調査時のケースを選定しています。


■業務知識と応対レベルの関係

業務知識と応対レベルの関係は、料理とサービスする人の関係に似ていると私は考えています。高級料理であれば、サービスの仕方が優雅で丁寧。がしゃん、と食器を置かれることは、まず、ありません。
 
つまり、商品によって応対レベルの期待値があります。商品レベルに対してサービスの提供レベルが悪ければ、かなり「悪い印象」→「不満足」となります。

どんなに深い知識(高級料理)があっても、応対スキル(お客さまの目の前に提供するサービス)が悪ければ、お客さまにとって「悪い印象」にしかならないと言えます。

ですから、業務知識と応対スキルの両方が大切なのです。深い業務知識コミュニケーターがたくさん居るのに、応対レベルが上がらないとしたら、大変にもったいないことです。

どのような応対が、自社にふさわしいのか。どのような応対が、自社を利用するお客さまの期待に添うのか。これらを具体的に落とし込んだ観点からオペレーターの応対を判断することが、お客さま視点の満足度調査だと考えます。

☆次回もお楽しみに!

--------------------------------------------
■インソース「企業内研修」・「コンサルティング」
 ~みなさまのご要望に応じて研修を実施

~「良い」「売れる」電話応対のポイントを学び、それらを演習で実践してスキルを定着化   

~「オペレーター」「SV」「中堅・管理職」「センター長」など階層別に分かれた"30"を超える充実ラインナップ  

~「コールの良し悪しの判断」や「オペレーターの指導」、「センターの目標を実現させる」スキルを身につける  

~貴社でヒアリングをし、オーダーメイドの電話応対チェックシートを作成。それに応じて、より現場に即したコールチェック、評価を実施。


おすすめ研修



各種コラム

人材育成関連

  • 人材育成ノウハウ ins-pedia
  • 人事・労務に関する重要語辞典 人事・労務キーワード集
  • 人気のメルマガをWEBでもお届け Insouce Letter
  • インソースアーカイブス
  • 全力Q&A インソースの事業・サービスについてとことん丁寧にご説明します
  • インソース 時代に挑む
  • 全力ケーススタディ 研修テーマ別の各業界・職種向けケース一覧
  • 新入社員研修を成功させる10のポイント
  • 研修受講体験記 研修見聞録
  • 人事担当者30のお悩み

仕事のスキルアップ

  • 上司が唸る書き方シリーズ ビジネス文書作成のポイントと文例集
  • はたらコラム はたらく人への面白記事まとめました
  • クレーム対応の勘所
  • 人事のお役立ちニュース

銀子シリーズ

  • 七十代社員の人生録 銀子の一筆
  • シルバー就業日記 銀子とマチ子
  • 人気研修で川柳 銀子の一句

開催中の無料セミナー

  • WEBins
  • モンシャン