■まず、大まかな全体スケジュールを立てる
コールセンター稼働日が決まったら、それを目標に準備スケジュールを決めていきます。前述の様に準備すべきもの毎にスケジュールを立てていきます。
1.コールセンターそのものの準備
コールセンターの場所については、その規模によりさまざまなポイントがあり、書き出すと止まりませんが、共通して重要なのは、
・オペレーターが集まりやすい
・オペレーターが快適である
この2点はきわめて重要です。楽しく、快適に働ける事を何より重視してください(華美である必要はありませんが)。
2.机・椅子・電話などの什器備品などの物品
(1)椅子
ここで重要なのは、「椅子」です。長時間座ってする仕事ですから、座りやすい必要があります。また、背筋がすっと伸びる高さのものでないといけません。理由は、背中が曲がっていると、良い声が出ない、また、腰を悪くする場合があるからです(当然ながら、足を組んで座るなどは健康面、良い声のため厳禁)。
(2)机
特に何でも良いと思いますが、可能な限り、隣の声がきこえない様な工夫があった方が良いと思います。ただ、最近はオペレーター用のヘッドセットのマイクの性能が良くなっており、周囲の声を気にする必要はなくなってきています。
(3)電話機
これも話せば長くなりますので、手短にご説明します。まず、普通の電話機を使うより、ヘッドセット付き電話を使うのをお勧めします。両手が自由になることで、メモを取ったり、PC入力が自由にできるので、記録効率が飛躍的に上がります。
実は、コールセンターでは、電話している時間と同じぐらい後処理(記録を残したり、資料を送付したりなど)の時間がかかるのです。これを考慮して、電話機を選んでください。
(4)その他
その他、着替え用のロッカー、休憩室など必要があれば用意します。
☆つづきは次回、お楽しみに!
■インソース「企業内研修」・「コンサルティング」
~みなさまのご要望に応じて研修を実施
~「良い」「売れる」電話応対のポイントを学び、それらを演習で実践してスキルを定着化
~「オペレーター」「SV」「中堅・管理職」「センター長」など階層別に分かれた"30"を超える充実ラインナップ
~「コールの良し悪しの判断」や「オペレーターの指導」、「センターの目標を実現させる」スキルを身につける
~貴社でヒアリングをし、オーダーメイドの電話応対チェックシート作成。それに応じて、より現場に即したコールチェック、評価実施