【~対 ミーティング編】
~対 ミーティング編 【1】
■コミュニケーター(以下「CM」と略)とのミーティングの場を設ける
あなたがSVの職に就いたら、まず、チームのCMそれぞれの
考え方や今の気持ちを聴くことをお勧めします。
目的は、センター・担当チーム・チームメンバーの良い点と課題を
客観的に捉えることが目的です。(※当たり前ですが、この時
えらそうにしないこと。特にCMから昇格してSVになった場合は、
反感を買うケースもありますので、態度は慎重に。)
気軽に「これから、よろしくお願いします。一緒にがんばりましょう。
ついてはみんなでよりよく働くための希望や意見があれば訊きたい
と思います。そのために話し合いの機会を作りました」というように、
訊きたい内容とともに意図もはっきり明示しましょう。
メンバー数にもよりますし、一斉に業務をストップできない事情
もあるので、
・グループに分けて2回ミーティング
・さらに時間がなければ、昼食時にミーティング
など、実施の仕方は柔軟に考えたほうがよいでしょう。
このミーティングはCMの話を聴く場です。あいまいでも
良いので、CMが自分なりに気をつけている点や目標を訊く、
再確認をする機会にしてください。注意点としては、話し合いの
場をCMの「要求・不満・愚痴大会」にしないことです。
■ミーティングは自主的に、定期的に開催
ミーティングは必要に迫られての開催でなく、チームの自主性
に基づいて、定期的に行われるほうが有意義です。そして、
クレーム事例の展開や業務改善の提案・実行のために活用したいものです。
一念発起して開催したものの、だんだんルーティン業務が
押し寄せてきて、2回目のミーティングができないこともよく
あります。「継続は力なり」。時間帯や頻度、司会を持ち回り
制にするなど細部を変えてでも続けることをお勧めします。
■ミーティングがうまく運営する5つのポイント
SVになるとミーティングの"主催者"になることが多くなり
ます。ここでミーティングがうまくいくツボをご紹介します。
SV自身が司会をする場合です。
1.実施前にテーマをあらかじめ告知する
2.開催時はスタート時刻厳守、終了予定時刻を明示する
3.全員に発言の機会があるように促すことに努める
4.各種ルールを策定する
(1)「意見無し」ではなく、「私も**だと思う」と発言してもらう。
(2)誰かの発言を否定しない、「ワタシは**」というように
主語は自分にする ※「みんなが言ってる」は意見に非ず 等
(3)遅刻をした人は次回、資料配布・書記など仕事が当たる 等
5.座る席はスクール形でなく、グループ形式やロの字にする
☆次回もお楽しみに!
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方