SVには、自班を管理、運営していくに留まらず、仕事の質を高め、全体のレベルアップに取り組み、チームとしてのパフォーマンスを向上させるという重要な役割があります。今回はチーム力を高めるポイントについてお話します。
■「目標達成への指導」は、「指摘するだけ」ではできない
どこが悪いという点を「指摘」するのは、誰でもできる簡単なことです(外部の人間でも容易に可能です)。しかし、組織全体で目標を達成することは容易ではありません。
目標達成には、自ら汗を流して問題点を発見し、それを克服する計画を立て、CMの意識・意欲を目標達成に向け、日々成果をチェックするなど不断の努力を経て、はじめて実現するものだからです。
■真の問題点を発見し、解消していく
問題には、現象面と原因の2つの側面があります。現象面の問題とは、表面上に現れている事実のことを指し、原因とは、その事実を引き起こす「もと」となるものを指します。「真の原因」を探し出し、解決していくことで、目標達成が早まります。
■小さな一歩から~早めの成功を目指す、目標達成グセをつける
目標達成におけるポイントは、最も成果の上がる「問題」に最初に取り組むことにつきます。まず、早めに成果を上げ、「目標達成グセ」がつくと、次の目標も順々に達成したい、というように意欲が高まります。
■徹底的に実施すること
成功を続ける組織には「当たり前のことを徹底的に実施し続ける」事が習慣になっています。1度の成功で満足せず、「目標達成また目標達成」と積み上げていけば、想像を絶する成果にたどり着きます。
■チーム力をアップすることは信頼され、尊敬されるSVへの第一歩
自分の仕事を「価値あるもの」にしてくれるSVは、経験、年齢にかかわらず、当然信頼され、尊敬されます。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方