クレーム対応の勘所

 【ケーススタディ】

クレーム対応の勘所

【ケーススタディ3】接客応対でよくあるクレーム

ケーススタディ 【3】

【ケーススタディ3】接客応対でよくあるクレーム

【クレーム状況】
60代の男性からのクレーム。あなたは、飲食店の店員です。

お昼どき、男性のお客さまから料理の注文があったが、お店が混んで
おり、他の仕事が忙しかったので、すぐに対応できず、「ちょっと待って
下さい」と申し上げたところ、すごい剣幕で、「態度が悪い。客を何だと
思っているんだ」とおっしゃってこられました。


■クレーム発生原因

お昼どきの忙しい時間、注文を少し待ってもらうだけであれば、お客さま
がお怒りになることはあまりありません。今回の場合は、目を合わせず、
忙しく手を動かしながら、ぞんざいな応対をしたためにクレームが
発生したと思われます。


■クレーム応対のポイント

「人をばかにしたような応対をするな」
「客を何だと思っているのか」など、接客業においてよくある

クレームです。

実際、接客業をやっていると、様々なお客さまがいらっしゃいます。
当方は大した事ではないと考えていても、お客さまにとっては
「耐え難い」ことであることもよくあります。

この場合の応対のポイントは、

1.接客態度に関して失礼があったことを即座に「お詫び」する。
2.ご不満な点を明確に確認する。
3.今後善処し、改善することを伝える。
4.お客さまのお言葉に対し、お礼を述べる、

という4点です。


■具体的な応対方法

1.まずは、クレームを長引かせないためにも、即座に「お詫び」する
ことが大切です。自分に非があるかないかに関わらず、お客さまが
不快になったことは事実です。すぐに謝罪しましょう。非があるか
ないかは「お詫び」してからゆっくり考えて下さい。

2.お詫びの後には、ご不快にさせた「事実」について、お客さまの
心を和らげながら「確認」して下さい。お客さまは、ご不快になった
ことを話す内に、だんだん心が落ち着いてきます。クールダウンを
確認しながら、お客さまを不快にさせた原因をお聞きして下さい。

3.最後に、お客さまのお言葉を、今後、従業員全体の接客を見直す
アドバイスとして活用させていただく旨を伝え、お礼を述べましょう。
自分の行動が正当なものとして扱われたと感じ、お客さまは満足して
下さいます。
゜:.*。・。+.゜・。゜.:。*゜・。.゜。:・+゜・。:゜・。゜.。゜・。+。

クレーム対応研修 ~基本編(1日間)
クレーム対応研修 ~クレーム2次対応編(1日間)

おすすめ研修



各種コラム

人材育成関連

  • 人材育成ノウハウ ins-pedia
  • 人事・労務に関する重要語辞典 人事・労務キーワード集
  • 人気のメルマガをWEBでもお届け Insouce Letter
  • インソースアーカイブス
  • 全力Q&A インソースの事業・サービスについてとことん丁寧にご説明します
  • インソース 時代に挑む
  • 全力ケーススタディ 研修テーマ別の各業界・職種向けケース一覧
  • 新入社員研修を成功させる10のポイント
  • 研修受講体験記 研修見聞録
  • 人事担当者30のお悩み

仕事のスキルアップ

  • 上司が唸る書き方シリーズ ビジネス文書作成のポイントと文例集
  • はたらコラム はたらく人への面白記事まとめました
  • クレーム対応の勘所
  • 人事のお役立ちニュース

銀子シリーズ

  • 七十代社員の人生録 銀子の一筆
  • シルバー就業日記 銀子とマチ子
  • 人気研修で川柳 銀子の一句

開催中の無料セミナー

  • WEBins
  • モンシャン