▼部門経営者育成研修(3日間)
目的は、経営者の考え方を持ち、「自分の言葉で」示せるようになる
こと。本プログラムの最大の目的は、今後会社を牽引するリーダー
である管理職「一人ひとり」の構想力と実現力を高めることです。
個人個人が目線を上げ、経営者としての考え方の流れをしっかりと
定着させることを目指します。また、現場で部下に対し、「自分の言
葉」で方針を示せるようになります。
研修期間中は、非常にスピード感があり、一時も気が休まらない研
修は3日間を通して、考え方の流れをつくります。ほぼ8割の時間を
議論・全体の前での発表・講師からの質疑応答に時間を割きます。
グループごとに議論を行いながら、自分の意見を確立していきます。
発表は、「なぜ?」「だから?」「具体的には?」という講師からの
(非常に鋭く、厳しめの)質問に答えることが求められます。研修期
間中、非常にスピード感があり、一時も気が休まらない、それが本
研修の特徴です。3日間の3部構成です。
<1日目>まずは現状に危機感を持つところから始まる
1日目は、現状を正確に認識し、危機感を持っていただくところから始
めます。「危機感」を持っていただくために、グローバルなビジネス環
境で実務経験豊富な講師から、以下の内容について個人個人を指名
しながら質問します。
・いかに世の中が変化してきたのか?
・その中でビジネス環境がいかに変化してきたのか?
(今後どのように変化していくのか?)
・自身達の業界がどのように変化してきたのか?
(今後どのように変化していくのか?)
この過程で、受講者は以下の2点に気づきます。
・いかに自分たちを取り巻くビジネス環境に目を向けてこなかったか
・そのことが組織、または管理職自身として、いかにリスクがあるか
これを踏まえて実際に自社の環境を分析することで、自社の置かれた
現状を知ります。このまま何も変わらず、成り行きベースで経営をして
いくことに危機感を持つことになります。
<2日目>会社の経営戦略を自分の言葉で理解。使命・責任を自覚す
る1日目で、会社の経営の現状を理解し、危機感をお持ちいただいたと
ころで、具体的にどのような課題と解決策が取りうるか?
を考えるのが2日目です。
経営戦略・経営方針は一見、その文言のみを捉えてしまいがちですが、
それではなく、経営戦略の背景にある考え方や課題認識を自分の言
葉で理解する、ということが大切です。
改めて自社の経営戦略・経営方針を読み込むことで、以下のことを理
解します。
・「会社は何を課題だと感じていて、その中でも何を重点的に解決すべ
きだと考えていて、だからこそ経営戦略としてどのような方針を示して
いるのか?」
これを自分で考えてみて、初めて自社の経営戦略を理解したことにな
ります。この過程を通して、管理職である自分たちには「具体的な方針
や施策を考えて、現場でリーダーシップを取っていく使命と責任がある」
ということを理解します。
また「自部門として何を課題と捉え、何を解決していくべきなのか?
その中で管理職である自分はどのような役割を担っているのか?」を
明確にしていきます。
<3日目>2日目で考えた課題解決策の具体化
実はこの間、受講者には宿題が出ています。宿題の中身は「自部門の
課題と解決策を明確にすること」
考え抜かなければ答えに辿り着かない内容です。3日目はこれを踏ま
えて、期限つきの課題解決プランを練り、プレゼンテーションをするの
です。
このプランづくりの過程を通して、
・どのように具体的に指し示せば、部下は動くことができるのか?
・組織のマネジメントとは何か?
・解決策を実現するために発揮すべきリーダーシップとは何か?
についても理解していただきます。
最終のプレゼンテーションは全員の前で発表。一人ひとりに対して講師
からコメントをさせていただきます。
「部門経営者育成」は「中核人材育成」という言葉でも語られており、今
後も注目いただけると良いと思います。
お客さまからいただくお悩み一つ一つに対し、
「なぜ課題になっているのか」常々考えながら営業をしています。何なり
とご相談いただけると幸いでございます。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方