就職面接で人がやらない『10のポイント』

 

就職面接で人がやらない『10のポイント』

「効果倍増法 1から発展させて5にしよう!」

「効果倍増法 1から発展させて5にしよう!」

前回は、限られた時間の現実を実際の数字と具体例を出しながら紹介しました。

前回のおはなし「孫子の兵法から~己を知ることが就活のスタート~」
  

では、前回の続きです。就活可能時間の限界と就活期間の限定から、行動効果はみな同じになるのではないか、という話でした。

しかし、ここに隠れている別の変数を与えます。

A × B ×(効果)= C

とするのです。

では、この「効果」とは何なのか。それは、例えば会社説明会に行った時に、

「質問することは、OB訪問していることと同じ意味である」

「自分がこの会社に惹かれていた理由は、自分の企業選択の優先順位でこれを重視しているからかも知れない」

「質問する状況は面接に近いような気がする。練習のつもりで質問しよう。」

というように、私がこのシリーズで最初に挙げて説明した5要素の、他の要素での効果に結びつけることです。1つのことで、2つ、もしくはそれ以上の効果を生み出すという意味になります。

先に挙げた例で置き換えてみます。

「質問する」→「企業研究」(会社を知る)+「OB訪問」(担当の人に聞く)+「面接練習」(人前で話す)+「自己分析」(なぜその質問なのか)

 というような解釈です。例として「質問する」を挙げましたが、企業研究での出来事を通して、他の部分でも効果をあげることができるのです。これが「効果の上乗せ」です。

先ほどの式に当てはめてみると

A × B ×(効果:1~5)= C実際効果行動数

になります。

では、実際の式に数字を入れてみましょう。

6×9×(1~5)=54~270 になります。

効果を考えて単純計算しただけで、なんと最大約200余りの行動数の差が出てきます。限定的な期間で、最大限時間要素を利用している時に差を生むもの、これこそが「効果」なのです。

これが、就職活動で差を生む要素のひとつです。

1時間を3時間の価値に、1日を3日の価値に、1ヶ月を3ヶ月の価値に、1年を3年の価値に、というように、継続することで、その差は期間が延びれば延びるほど大きくなっていきます。

(つづく)

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ひとに差をつけるひみつは、隠された変数にあったんですね~。これって、岩崎さんが独自に考えた式なんでしょうか??わたしにはとても編み出せません・・・!
 
でも、計算だけして満足しないで、行動に移すことが大事ですよね?次週は、「実践」方法についての詳しいレクチャーをお届けします。お楽しみに☆彡

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