■ 自己アピールの材料がない人は?
自己アピールの材料がない人はいません。
自己アピールとは、会社が貢献してほしいと思っていることと、それに対し自分が会社に貢献したいと思っていることの突合せです。
私は何に対しても貢献できない学生をこれまでに見たことはありません。しかし会社と本人の考えのアンマッチはあります。逆にどう自己アピールしたらいいのか、どこで貢献したらいのかが全く見えてこない会社は除外したほうがよいでしょう。
自己アピールの材料がないと悩む学生は、人の役に立つとは何か、貢献するとはどういうことかのイメージがないために悩んでいます。まずはいろいろな社会人の話を聞く中で、貢献したいと思える自分の軸を探しましょう。
■ 面接で短所を聞かれたときの対処法は?
面接官が面接で短所を聞く意図は、自己理解と自分の短所の認識が出来ているかを見るためです。
誰しも短所はあり、その短所を自分で分かっているかどうかを知りたいので、素直に答えてもらって構いません。しかし選考される側としては、短所の露呈は自分を否定されるという認識があります。短所を取り繕おうとして、改善のために努力していることなどを付け加える学生が多いですが、正直そこまで言ってもらわなくて大丈夫です。
聞きたい場合は面接官から聞いてもらえます。またそれはESの短所を書く欄でも同様。改善や努力の内容の比率が多くなると、短所について聞いているのにそれを理解できていないと捉えられ、逆にコミュニケーション力がないと思われてしまいます。