■30分足らずで判断するのは難しい!
現在、私は人の採用に関わる業務に就いています。そこで、採用面談を行う機会が多いのですが、30分足らずの面談で人を採用するかどうかの判断をするということの難しさを痛感しています。
しかし、最近色々な人とお会いしていると、ある程度自分の中で「この人は採用できない!」と判断する応募者の行動がいくつかはっきりしてきました。
今回はそれをご紹介いたします。
■常識的なマナー
人によって「常識」がバラついている昨今なので、この基本的な項目がクリアできているかどうかを第一に観ています。
・予定時間の5分前くらいに受付に来るか
~交通機関の乱れであったとしても、遅刻はあり得ません。予定より30分前到着のように早すぎるのもよくありません。
・挨拶が正しくできるか。(社会人の場合は名刺交換も)
・こちらが「お掛け下さい。」という前に座らないか。
■身だしなみ
こちらも基本的な内容ですが重要なポイントです。
・服装はフォーマルなものか。(カジュアル感やオシャレ感がないか)
オシャレ自体は悪いことではありませんが、オシャレ感が出ている方は自分を良く見せたいという表れのように感じます。オシャレでの表現はマイナス評価になることがあってもプラスになることはありません。
・男性だとストライプの強調されたスーツや茶色の靴やベルトはNGです。頭髪の染色(白髪染めを除く)やひげもNGです。乱れ髪も無造作スタイルもNGです。フケなどは以ての外です。
・女性はアクセサリーや髪型やネイルが派手だとNGです。長髪の方はまとめるなどの施しが必要です。胸元が広めに空いているインナーもNGです。高級ブランドバッグやキツイ香水もNGです。
■姿勢
立ち居振る舞いもそうですが、座っている姿勢も重要です。机にひじを着いて前のめりなのも、背もたれに寄りかかるのもNGです。腹筋と背筋を使って、きちんと座りましょう。
■視線
目線が合わない方はNG。これについては説明するまでもありませんが、逆に凝視しすぎてまばたきしないのも怖いのでNGです。
■話し方
・一文が長くないか。
・問い掛けに対した回答か。
こちらが投げかける質問に対し、いろいろと話す方が多いです。しかし、実際に何が言いたいのか良く分からないことの方が多いです。話が長い人や一文が長い人は頭の中で伝えることが整理できていない証拠です。
これらは全て基本的で常識的なことばかりですが、当たり前のことを当たり前にできていない方も多いのが現実です。仕事ができるから!経歴が凄いから!出身大学が頭いいから!こういったことは関係ありません。大事なことは一般
常識ですね。改めて、基本の大事さを感じる毎日です。
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