就職面接で人がやらない『10のポイント』

 

就職面接で人がやらない『10のポイント』

とにかく「なぜ」を考える

とにかく「なぜ」を考える

私が就職活動において一番重要だと思うことは、「自己分析」です。
「なんだ、そんなのとっくにやってるよ」
「就活本にもよく書いてあるし、もう聞き飽きたなあ」

そう思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、本当にこれができている人がどれほどいるのでしょうか。


■実はできていない「自己分析」

先日、人材教育業界で営業をやってみたいという就職活動中の学生と離す機会があり、こんなやり取りを行いました。

私「なぜ人材教育業界にいきたいの?」
学生「人に教えることに興味があるからです」

私「なぜ人に教えることに興味をもったの?」
学生「ええと、アルバイトをしていたときに後輩を教えるのにやりがいを感じたからです」

私「じゃあ将来的には直接教える立場の講師なんかもやってみたいのかな?」
学生「いえ、講師よりも営業がやりたいです」

私「講師はやりたくないんだ?ではなぜ営業がやりたいのかな?」
学生「ええと、人と話すのが好きなので・・・」

私「営業以外にも、人と話す仕事はたくさんあるけれど、営業以外ではダメなの?」
学生「ええと、その・・・」

これでは聞いた側としては、「本当にこの業界を志望しているのかな?」と思ってしまいます。自己分析がまったくできていないのです。

おそらくその学生自身も、本当に自分はその仕事をやりたいと思っているのかがわからないのだと思います。


■自己分析は、とにかく「なぜ」をひたすら考えること

ではどうしたらよいのでしょうか。
自己分析は、とにかく「なぜ」をひたすら考えることです。

「なぜその仕事に魅力を感じたのか」
「なぜその業界に入りたいのか」
「なぜその職種につきたいのか」
「なぜ他の業界ではダメなのか」
「なぜ同業他社ではダメなのか」
「なぜ学生時代にサークル活動を行ったのか」
「なぜ学生時代にアルバイトをしたのか」

ひたすら「なぜ」を繰り返すのです。

初めは自分自身でもわからないことが多いと思いますが、ひたすら考えているうちに、自分でも答えがわかってくることがあります。

そうすれば、自分自身でも、「自分はどういう人間か」「なぜその仕事をしたいのか」がわかるようになり、自分が本当にやりたいことが見えてくるものです。

そうすると、面接でどんな質問をされても回答できるようになります。就職活動中の学生のみなさん、とにかく「なぜ」を繰り返すことをお勧めします!

☆次回もお楽しみに。

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