皆さんは「説明会に行く」や「エントリーシートを送る」企業をどんな基準で選択しているのでしょうか。なんとなくテレビでCMを見たことがある企業、有名な企業という観点で選んでいませんか。
選択肢として、それもあり、です。
しかし、多様な業界(あるいは企業)の説明会、インターンに参加することができるなら、それだけではもったいないですね。
今回は、皆さんに会社の選び方や探し方を具体的にお伝えします。
■社風を知る
例えば、鉄鋼、商社、金融など、日本の中のいわゆる歴史のある大企業は、「旧財閥系」という名称でグループを形成しています。これらの中に、子会社・関連会社がたくさん存在します。
皆さんが子会社の社風を知りたいとき、その企業の歴史を調べることは、外せないポイントなのです。自分が今、気になっている企業は元々・・・という点を押さえておきましょう。
■知名度に惑わされない
直接、一般消費者になじみのある企業もありますし、BtoB(企業対企業)の取引しか行っていない企業もあります。
ある企業について調べたら、その取引先も調べてみると、知名度はそれほどなくても優良な企業が見つけられます。
■口コミに振り回されない
一般的に、業績が好調であれば、採用枠も増えて就職しやすく、人気も上がる傾向にあります。しかし、永遠に好調であり続ける企業はありません。
発想を変えれば、今、人気企業でなくても将来、成長する可能性をもつ企業もあるということです。みんなが「良い」と言うから・・・という考え方はやめましょう。
■それでも、企業選びに困ったら?
自分と同年代の人にだけ相談するのはやめることです。年代の異なる方に相談するのが鉄則です。アルバイト先の社員さん、店長さんなどビジネス経験の長い人が望ましいです。
最も身近なのはお父様かもしれません。「うるさいから。」と決めつけず、参考意見として受け止めるくらいの気持ちをもって訊いてみましょう。
☆次回もお楽しみに。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方