【面接官にきく!印象が上がる就活のマナー】
面接官にきく!印象が上がる就活のマナー 【2】
先週は、第一印象の重要性についてお話しました。今回はその続きです。
第一印象で特に気をつけたいのは、視覚と聴覚に訴える部分です。聴覚は声の質や話す速さ、声の大きさなどです。視覚に訴えるものとしては、表情や態度、身だしなみです。
■第一印象アップ~聴覚編
「おはようございます」という言葉も、明るく大きな声で言われるのと、下を向いて暗い顔でぼそぼそと言われるのとではどうでしょう?同じことを言っているのに、どんな言い方をするかで印象はずいぶん変わってしまいますよね?
気をつけたいのは声の表情です。基本は笑声(えごえ)ですが、真剣さを示す場面では、それにふさわしい声を出しましょう。
■第一印象アップ~視覚編
表情・姿勢・立ち方・座り方・歩き方といった立ち居振る舞いから第一印象を良くするにはどうしたらよいでしょうか?表情の基本は笑顔ですが、真顔が必要なときもあります。状況にあわせた表情管理をしましょう。
立ち居振る舞いのポイントは「背筋」です。おなかに力を入れて、常に「まっすぐに伸びている」ことを意識してください。
■「清潔感」を演出する
身だしなみで大切なのは「清潔感」です。ただし、「清潔である」ことと「清潔感がある」ことは違います。髪の毛をきちんと洗っていてもぼさぼさでは、第一印象においては意味がありません。では、清潔感を演出するにはどうしたらよいでしょう。
【髪型】
「おでこ」と「まゆ毛」はなるべく見せましょう。女性であれば、お辞儀をしたときに顔にかからないよう、ピンなどでとめます。
【服装】
アイロンが重要です。襟はピンとさせましょう。男性はズボンの折り目をきちんとつけるのはもちろんですが、ひざの後ろのシワにも気をつけてください。
【メイク】
キーワードは「健康的」と「引き算」です。オフィスの蛍光灯の下では、顔色が悪く見えますので、必要なのはチークと口紅です。(グロスだけつけるのはNGです)過剰なアイライン、つけまつげは必要ありません。
【靴】
しっかり磨きましょう。かかとの減り具合だけでなく、つま先も擦り切れていないか、色落ちしていないかをまめにチェックしましょう。
■正当に評価してもらうために
どんなに能力があっても、第一印象でNGが出てしまっては、元も子もありません。皆さんの能力を企業に正当に評価してもらうためにも、第一印象にぜひ気をつけてみてください。
☆次回もお楽しみに。
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