■他人と違うことをすることを恐れてはいけない
私は面接こそ人並みに受けましたが、ESやOB訪問など、就活の定番のようなものはあまりやってきませんでした。説明会の際に、書かされるようなESは書きましたが、ダウンロードするようなものは2~3枚くらいだと思います。
就活中はビジネス本や自己啓発の本、スポーツ選手・芸能人の成功書を読むなどして視野を広げていました。
また、就活イベントや学生向けの講演会に参加し、意識高い学生と交流を深め、自分を高めていました。就活は周りに流されてやるものではないと思います。周りが何をしているかは意識しつつも、自分なりの方法を見つけて取り組むことが重要だと思います。
■自分の強み・弱みを知ることが大切
私は自己分析が苦手でした。どこまで分析すればいいという明確なゴールがないので・・・。ですが、私は自分の強み・弱みについては理解していると思っています。
中学~大学まですべて推薦で合格したということもあり、面接には自信があります。逆に文章を書いたり・文字で伝えるのは苦手です。さきほどESをあまり書かなかったと書かせていただきましたが、理由はこれです。その分、面接を重視している企業にアプローチするようにしました。自分の強み・弱みを知って、それをうまく生かせるような方法を選択することで、成功につながると思います。
■強みは「真面目な所です!」は言う必要なし
面接であなたの強みはなんですか?っていう質問があると思います。そこで、「真面目な所です」「元気な所です」と言うのは私はもったいないと思います。なぜならそれは面接での雰囲気・最初の挨拶などで、言わなくても伝わるからです。それよりはもっと自分ならではの強みや実体験を交えて成長したことを話した方が、面接官には人となりが伝わると思います。その際に、自分なりの表現ができるとなおインパクトがあると思います。ぜひ自分なりの表現を加えたアピールをしてみてください。
■面接ではなく会話を意識する
私は面接の際、面接ではなく会話を意識しました。あくまで個人的考え方なのですが、面接は聞かれたことに対して答えるという1方向のイメージが強いものです。そうではなくて、会話をすることで、面接官に自分の人となりを伝え、一方で自分も面接官の人となりを知ろうとする。そのようなコミュニケーションの方法が重要だと思って面接を受けてきました。とはいっても、節度はわきまえないといけないですね。
就活に正攻法はないと思います。皆さんが自分を知り、自分なりの方法で表現でき、晴れ晴れとした気持ちで就活を終えられることをお祈りしております。
☆次回もお楽しみに。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方