【コストカット就職のススメ】
コストカット就職のススメ 【1】
先週に続きまして、インソース内定者の藤本でございます。
4月に内定を頂きまして、現在は大学院で研究をしながら、アルバイトとして会社に通っています。
本メルマガでは、自分が就職活動をしながら考えていたことを極めて個人的な視点で書かせていただいております。
前回は、志望動機に疑問を感じたら、あえて無限ループを回し、自分自身に徹底的に問い詰めてみることについてお話しました。自分のわがままな部分を再確認することで、自分に合った会社選びや志望動機を絞り出すことができます。
さて、今週から二週にわたり、就職活動とコストパフォーマンスのお話をしたいと思います。皆さんの参考になれば幸いです。
■かけたものは?お金と時間。得たものは?Priceless?
私は、就職活動をある種の(稼ぐための)仕事だと思って進めていました。これは当たり前といえば当たり前なのですが、人と話していると意外に変わった観点なのかな?と思う時があります。
仕事であれば、投資した額を回収しなければなりません。交通費を10,000円払って1,000円稼いでも意味がないですし、1時間かけて10円しかもらえない仕事をやる人はいません。バイト選びをする時に時給を比較するように、常にかかったコストに見合ったメリットを考えるのが普通だと思います。バイトをしてもお金ももらえず「これは貴重な体験だからそれだけで満足できる」なんてことは、なかなかないですよね。
■無駄に積み重なる就活コスト
しかし、就職市場が厳しいからか、あまりコスト意識を持って動いている人は多くないような気がします。就職セミナーや会社説明会で同じような説明を何度聞いたでしょうか?「とりあえず」と受けた会社が何社あるでしょうか?それらは皆、無駄なコストになっています。それに費やしたお金や時間は、本当に有効だったのでしょうか。
■負のスパイラル
確かに、採用してくれる会社が少ないこのご時世に「そんなことは言っていられない」と思う方も多いとは思います。しかし、そんなご時世だからこそ、コストパフォーマンスの良い動き方をしていかないと、成果を挙げられずにずるずると長期化してしまいます。長期化すればストレスも増え、ストレスは自分のパフォーマンスにも悪影響を及ぼしてしまいます。そうなればさらに長期化してしまい、スパイラルのようにどんどん抜け出せなくなってしまいます。
■より効率の良い就職活動を!
そう考えると遊びですら、ストレスを解消するためのものと考えれば、立派な就職活動になり得ます。就職活動で色々なことに手をつける前に「これは本当に自分にとって利益のあることなのだろうか?」を考えて、利益の無さそうに思えたものをキッパリと捨て去るのも大切なことだと思います。「どう考えればもっと効率良く動けるのか」「今していることは本当に成果につながるのか」ということを常に意識して活動してみるときっと上手くいくようになるかもしれませんね。
☆次回もお楽しみに。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方