■気配り上手な内定者
先日、インソースの内定者懇親会を行いました。
参加者は、内定者4名、先輩社員10名の計14名。場所は、会社近くのしゃぶしゃぶ屋さんです。印象的だったのは、内定者が率先して料理をよそい、お酒をつぐ姿。先輩の飲み物がなくなると、「次は何にしますか?」とすぐに尋ねていました。
なぜインソースの内定者は、適切に振る舞えたのか?
インソースの内定者は、会社でアルバイトをしています。長い人で3か月以上、先輩社員と一緒に同じオフィスで仕事をしています。
アルバイトを通して、組織内での振る舞い方、礼儀・作法を学んでいたため、懇親会でもしっかり自分の立場を理解して振る舞うことができたのです。
■では、なぜ内定者懇親会を行うのか?
そもそも、内定者懇親会を行う理由はなんでしょうか? 内定者との親睦を深めるため? 内定辞退を防ぐため?
どれも正解ですが、インソースはこう考えます。
内定者懇親会は、"入社への第一歩"。内定者同士の初顔合わせでもあります。内定者同士の連帯を深め、同期の結束を深める絶好の機会なのです。
■内定者懇親会にも「意図」が必要だと実感
とはいえ、今回のインソースの内定者懇親会は、1年目社員の自主開催だったので、「意図」はありませんでした。楽しい会にはなりましたが、それだけで終わってしまったような気も・・・。懇親会を"入社への第一歩"にするには、どんな雰囲気の会にするのか? 場所は? 服装は? と、いろいろ考えなくてはいけませんね。あらかじめ内定者や出席する先輩社員に、懇親会の意図を伝えておくのもいいでしょう。
■研修会社が考える、内定者懇親会の成功と失敗
懇親会が、"入社への第一歩"になれば大成功でしょう。内定者が組織の一員として迎えられていると実感し、自分の立場や、求められる振る舞い方を理解できれば、成功です。
逆に、"内定者はお客さまで先輩は見て見ぬふり"状態は失敗です。何もしない(できない)内定者に、先輩が作法を教えなかったり、内定者だけで固まっていたりしては、それは成功とは言えません。
たかが懇親会といって甘く見ず、会社にとっての一大イベントとして、しっかり取り組みましょう! .
■入社までに、社会人としての基礎を身につけよう
インソースでは社会人としての心構え・マナーを学ぶための内定者研修をはじめ、様々な内定者向け研修を実施しています。その多くが、企業を通じて内定者の皆さんにお受けいただくものです。
しかし、内定者個人のレベルで社会人としての基礎を学ぶ方法があります。
それは本を読むことです。
「やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α」
新人研修の教材としても大好評のこの本を読めば、新人に求められる振る舞い方が分かります。
★次週もお楽しみに!
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方