今回は社内の宴会でのコミュニケーションについてお送りいたします。
社内での飲み会といえども、仕事であるという意識を持って
参加することが必要です。
同期と飲みに行くというのであれば話は別ですが、
上司、先輩がいる飲み会は、職場でのコミュニケーションを
円滑に進めるための、ひとつの手段といえます。
また、宴会の席での上司と先輩との会話から学ぶことも
たくさんあるはずです。
自分がまだ知らない会社のことが話題に上がっていれば
その話について、聞くことができます。
更には、先輩という自分が追いかける立場の人が、
上司とどのような会話をしているのか、先輩はどういったことに
悩んでいるのか、などを知ることができます。
今度は逆に、上司・先輩は仕事中には見ることができない部分を
宴会で見て、部下・後輩に対し、今後「どういう仕事を任せよう」
「どういうコミュニケーションの取り方をしよう」などと
考える場合もあります。
そこで、細かい気遣いをすることができれば、より仕事を
任せてもらえるようになることができます。
かく言う私も、先日の幹事を任された宴会では、上司・先輩から
多くのことを学びました。約30人の宴会だったのですが、
細かい席次、司会進行など、フォローしてもらいながら無事(?)
行うことができました。
わからないことは聞く、店やコース料理を段取りした際には
必ず確認を取るなど、日常業務の進め方と共通した点を
多く感じました。
また、大勢の前で司会として話すことも、経験がない私にとって非常に
勉強させていただいた点です。
最近の若手は、社内の宴会に出席しないと言った話を耳にします。
「自分の時間が欲しい」「会社の外でまで気を使いたくない」といった
意見があるようですが、社内の宴会は若手が成長できる場です。
パワーハラスメントやアルコールハラスメントなどが取り沙汰されている
現在では、お酒を飲める、飲めないに関わらず、
宴会に気軽に参加できるようになっています。
その中で、幹事や司会として、飲めない人にも楽しんでもらえるように
「空気を読む」力をつけることが必要です。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方