とにかく話し好きの営業担当者編
■お悩み相談
70歳代のご婦人から高額商品に関するお問い合わせがあったので、
「やった!お金持ちだ!売ってしまおう!」と思い、とにかく商品説明
を一生懸命しました。お客様はよく聞いてくださり、私は気持ちよくお話
ができました。雰囲気はすごく良かったのに、購入は
してくださいませんでした。がっかりしました。
(とにかく話好きの営業担当者)
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☆コミュニケーションのコツ
話すよりもお客様の話をきく(聴く・訊く)。
そうすれば、お客様の信頼とニーズが手に入ります
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【ノウハウ解説】
□相手の話をきくことは、最大のセールスチャンスを作る
営業にとって、お客様と親しくなったら、次はニーズの調査です。
何が欲しいのか、なぜ欲しいのか、いつ欲しいのか、
などを探ることが仕事になります。
時には、お客様には気づいていない「ニーズ」もあります。
そのためには、お客様の話をきく必要があります。
□きくことで「ニーズ」を発掘する、見分ける、判断する
お客様の話は、お客様がどんな背景、気持ちでお話されているのか
も想像しながらきくことが求められます。
お客様が「御社の商品はいらない」と言った場合、
今、経済的余裕がないだけで、近い将来ニーズが発生する場合も
多々あります。
自分の中に仮説を立てて、自分の知っている様々な情報を
加味して、総合的に判断することがまさに「きく」なのです。
□営業担当者としてのきき方のポイント~感謝して強弱をつけて
お客様の話を楽しそうにきくのは当然ですが、できる営業担当者は、
表情に強弱をつけます。
自分の聴きたいセールスに関係する話のときには、
目や表情が輝くのです。
お客様は、それに釣られて、営業担当者のききたい事を
どんどん話してしまいます。
きき上手な先輩がいれば、表情をよく観察してください。
必ず、このような顔の変化があります。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方