ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

 

ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

「商談におけるコミュニケーション」(4)

「商談におけるコミュニケーション」(4)

今日のテーマ
「商談におけるコミュニケーション」


変額商品販売に苦しむ窓口担当者編
 ■お悩み相談
  ~お客様との認識の違いをどのように防いだらよいのでしょうか?
 
  私は銀行で金融商品を販売しています。先日、
  投資信託を買って頂いたお客様から、「1年前に買った投信を
  売却すると損が出るとは何事か!」
  とお叱りがありました。
  そこで私はお客様に「ご購入時に説明させて頂いたと思いますが、
  値段が下がる場合がございます」と丁寧にご説明しました。
  しかし、お客様は「私はそんなこと聞いていない!」の
  1点張りでご納得いただけませんでした。
  (変額商品販売に苦しむ窓口担当者)

---------------------------------------------------------------------

 ☆コミュニケーションのコツ
  お客様との理解度・認識の違いを考えて商談にのぞむ

---------------------------------------------------------------------

 【ノウハウ解説】
 
 □「思い違い」「常識の違い」による認識の差をすり合わせる

  お客様と営業担当者である自分の認識をすり合わせるのは
  絶対に必要です。
  それは商品・サービスについてのお客様と
  自分の知識が異なるからです。
  銀行員である自分は投資信託が変額商品(途中でその
  商品の価格が変わるもの)であり、値段が変わるのを知っています。
  しかし、はじめて初めて
  投資信託をご購入されるお客様は「銀行で売っているものは
  値段が下がらない」というイメージを持っていて、投資信託も
  値段が変わらないと考える
  可能性が高いと考えられます。
  このようにお客様と自分が商品について知っていることは
  違いますので、認識の差をすり合わせる必要があります。
  お客様がその商品を初めて買う
  時などは、特に注意が必要です。

 □売る側と買う側の「思惑の違い」もすり合わせる
  
  それから、お互いの「思惑」も当然違います。売る側は、
  基本的に売ったら終わりです。
  しかし、お客様は、買った後、自分のために何をしてくれる
  のかを見ています。「釣った魚にはえさをやらない」というのが
  一番良くありません。
  なぜなら、お客様とのお取引は長期的に考えるのが
  営業担当者の基本です。
  買って頂いた後、新しいセールスが始まっているのです。
  営業担当者は「これから買っていただくお客様」を
  大事にしがちですが、「一度買って
  いただいたお客様をどれだけフォローしていけるか」で、
  後々の売上が変わってきます。


おすすめ研修



各種コラム

人材育成関連

  • 人材育成ノウハウ ins-pedia
  • 人事・労務に関する重要語辞典 人事・労務キーワード集
  • 人気のメルマガをWEBでもお届け Insouce Letter
  • インソースアーカイブス
  • 全力Q&A インソースの事業・サービスについてとことん丁寧にご説明します
  • インソース 時代に挑む
  • 全力ケーススタディ 研修テーマ別の各業界・職種向けケース一覧
  • 新入社員研修を成功させる10のポイント
  • 研修受講体験記 研修見聞録
  • 人事担当者30のお悩み

仕事のスキルアップ

  • 上司が唸る書き方シリーズ ビジネス文書作成のポイントと文例集
  • はたらコラム はたらく人への面白記事まとめました
  • クレーム対応の勘所
  • 人事のお役立ちニュース

銀子シリーズ

  • 七十代社員の人生録 銀子の一筆
  • シルバー就業日記 銀子とマチ子
  • 人気研修で川柳 銀子の一句

開催中の無料セミナー

  • WEBins
  • モンシャン