■お悩み相談
~同じ会社なのにみんな協力してくれません。みんな冷たい
当社の開発部門の課長に、当社の納入商品の不具合を
修正してもらうように依頼しましたが、なかなか実施してくれません。
お客様からは何度も苦情の連絡があり、返答に困りました。
同じ会社ながら、ほとほと困りました。
(身内が信用できない営業担当者)
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☆コミュニケーションのコツ
・日頃のコミュニケーションで、上司や同僚、他部署とも
良い関係を気付いておく
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【ノウハウ解説】
大企業では、特にありがちなことです。営業担当者として
やるべきことは、お客様の利益を最大限に守ることです。
お客様に社内事情は関係ありません。
■熱意を持って早く動く~48時間以内に具体的な行動を!
他部署が動いてくれない本当の理由を出来る限り早く調査し、
説得しましょう。労を惜しんではいけません。48時間以内に最低でも
電話3回、訪問1回をして調査・説得すべきです。
軽く電話で聞いてみて「ダメ」はダメのうちに入りません。
■次は上司を活用すること~上司活用能力を磨く
それでもダメであれば、上司を通して交渉します。
「上司を使う能力」は営業の基礎スキルです。
「良い部下」である代わりに上司を使う権利も
持っています。上司を活用する際には、当然ながら、自分で調査した
社内外の情報を正確に伝える必要があります(正しい情報がないと、
上司は戦えません)。
■日頃より他の部署に興味を持ち、コミュニケーションを取る
会社の中こそ人間関係を円滑に動かす努力、
いわゆる社内営業が重要です。
まずは相手の仕事に興味を持ち、どんな仕事をしているか
知ることからスタートしましょう。
内容が理解できれば社内の他部署への頼み方も上手になり、
要望を円滑に伝えやすくなります。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方