【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面39】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
ファックス・郵送物送付のマナー~送付前後に必ず電話確認
レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
レベル1
(1)送付状を必ずつける
(2)送付状は会社独自のフォーマットを確認、なければ雛形を作っておく
(3)秘密を要する文書やプライバシーにかかわるような文書はファックスでは送らない
レベル2
(1)ファックスは送付前後に電話確認する。
■解説
ファックスや郵送で文書を送る場合は、送付状(送信票)をつけるのが常識です。最悪の場合、受け取り拒否されるので、必ずつけます。送付先のご担当者名の記入、発信人の電話やファクス番号の記入は必須です。また、送付内容と枚数も受け取りモレを防ぐために必須です。秘密を要する重要文書など、また、プライバシーに関わるような文書はファックスで送信すべきではありません。誰もが目にする可能性があるからです。ファックスの場合、発信前に電話で先方に送付の旨を連絡します。郵送物の場合、封入物のタイトル、種類を簡明に箇条書きにします。また、送付者の電話・ファックス番号を必ず記入すべきです。さらに、送信後も誤送信や不着を防ぐために到着を電話で確認します。
☆次回もお楽しみに。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方