ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

 【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】

ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

Eメール返信の基本~リスクヘッジを考えて返信できれば合格 

やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面45】

Eメール返信の基本~リスクヘッジを考えて返信できれば合格 

ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。

【大前提】
対お客さま:常に相手を立てて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める

対同僚:後輩:公私混同をしない

このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか、確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。


■今日のテーマ

Eメール返信の基本~リスクヘッジを考えて返信できれば合格 

レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項

レベル1
(1)原則、お客さまからのメールには速やかに返信する(遅くとも24時間以内、原則6時間以内)
(2)対応に時間を要する内容であれば、「時間の要すること」をまず返信する
(3)お客さまからいただいたメールには、上司をCCに入れて返信する(上司がお客さまと顔見知りである場合はCC、それ以外はBCCにする)

レベル2
(1)自分が不在時のリスクヘッジ対策にチームメンバー、社内の関係者をCCかBCCに入れて送信する


■解説

お客さまから返信を要するメールをいただいたら、遅くとも24時間以内に返信すべきです。すぐに対応できない内容の場合、「メールを確認して、現在対応中」という状況報告のメールをいったん返信すべきです。

また、お客さま宛のメール返信には、上司が宛先に入っていない場合でも、顔見知りの場合、CC、知らない場合はBCCに入れ返信し、お客さまとのやりとりの存在を知ってもらいます。

また、自分が不在になり、お客さま対応が遅れるリスクを避けるため、チームメンバーや社内関係者もCC、BCCに入れておきます。ただし、お客さまから「知らない人間に情報が伝わり不快」と思われる可能性もあるので、お客さまと名刺交換をしていない社内関係者はBCCとすべきです。


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