【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面46】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客さま:常に相手を立てて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず、素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか、確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
ファイリング~重要書類には受領した日付となぜ重要かをメモする
レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
レベル1
(1)書類の平積み厳禁
(2)ファイリングを後回しにしない
(3)重要で日付の近いものから手近なところにおく
レベル2
(1)PCにデータがある書類は原則廃棄、なければスキャナーでデータ化
(2)特に整理が苦手であれば、分類に「その他」を作らない
(3)他の人に必要な書類は半日以上滞留させずに回す
(4)重要書類には受領した日付となぜ重要かをメモする
■解説
ファイリングとは、「早く正確に」仕事をするための有効なツールです。しかし、片付けが苦手な人は、わかっていてもなかなか要領よくできません。まずは、後工程がある書類(次に作業者がある書類)等は自分のところで滞留させないことです。次に、保存しておくべき書類には、受領した日付とメモやサインをつけておくと、後々、使うとき便利です(例:重要・○月廃棄・要回答など、付箋の色を決めてサインをつけると判別しやすくなります)。
以上のことは、一つ一つはそれほど難しいことではありませんが、もっとも大事なのは、とにかくこれを面倒くさがらず、毎日続けていくこと。
☆次回もお楽しみに。
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『やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α』
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