ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

 【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】

ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

クレーム電話はメモを取り、引き継ぐことが目標

やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面49】

クレーム電話はメモを取り、引き継ぐことが目標

ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客さま:常に相手を立てて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず、素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか、確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
クレーム電話対応~まずメモを取り、引き継ぐことを目標にする
---------------------------------------------------------
レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
---------------------------------------------------------
◇フロー~新人のクレーム電話対応の基本手順
基本手順1 動揺せず正しい電話応対を行う
「ご用件をお伺いいたします」
基本手順2 当事者としてお詫びをする
「せっかく当社製品をお使いいただきながら、誠に残念でございます」
基本手順3 内容をメモし、上司や先輩に対応を引き継ぐ
「詳しい者がご対応させていただきます」
基本手順4 引き継がずに自分で対応する
業務知識を身につけ、自ら対応できる様になる
レベル1
(1)動揺せず、正しい電話応対を行う。
「いつもたいへんお世話になっております。●●株式会社××部△△でございます。ご用件をお伺いいたします」
(2)お話をお聞きし、当事者としてお詫びをする。
「さようでございますか、せっかく当社製品をお使いいただきながら、誠に残念でございます。」
(3)クレームの内容をメモし、上司や先輩に対応を引き継ぐ
「承りました。本件に詳しいものがご対応させていただきます。お話の内容をきちんとお伝えいたしますので、少々お待ち下さい」
レベル2
(1)業務知識を身につけ、一人でクレーム対応ができるようになる
■解説
新人のうちは、クレームを自分でどうにかしようと思ってはいけません。ただし、クレームの電話をいきなり上司や先輩に丸投げしてはいけません。まずは、こちらが動揺せずに、きちんとご挨拶し、お客さまが「何に対してお怒りなのか」を聞き取り、メモを作り、適切な担当者に取次ぎができれば、まずは合格です。
クレームにも慣れ、業務知識を身につけ、クレーム電話対応が一人でできるようになれば一人前と認められます。

おすすめ研修



各種コラム

人材育成関連

  • 人材育成ノウハウ ins-pedia
  • 人事・労務に関する重要語辞典 人事・労務キーワード集
  • 人気のメルマガをWEBでもお届け Insouce Letter
  • インソースアーカイブス
  • 全力Q&A インソースの事業・サービスについてとことん丁寧にご説明します
  • インソース 時代に挑む
  • 全力ケーススタディ 研修テーマ別の各業界・職種向けケース一覧
  • 新入社員研修を成功させる10のポイント
  • 研修受講体験記 研修見聞録
  • 人事担当者30のお悩み

仕事のスキルアップ

  • 上司が唸る書き方シリーズ ビジネス文書作成のポイントと文例集
  • はたらコラム はたらく人への面白記事まとめました
  • クレーム対応の勘所
  • 人事のお役立ちニュース

銀子シリーズ

  • 七十代社員の人生録 銀子の一筆
  • シルバー就業日記 銀子とマチ子
  • 人気研修で川柳 銀子の一句

開催中の無料セミナー

  • WEBins
  • モンシャン