ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
オフィスでの飲食のマナー~何を飲むかも気をつける
--------------------------------------------------------
レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
--------------------------------------------------------
全体のフロー
(1)忙しくない時間、仕事が一区切りついた時間に吸いに行く
(2)吸わない人に「長い」と感じさせない時間でしか吸わない
(3)吸ったあとの匂いをチェックする
(4)吸殻は率先して処分する(散らかさない)
レベル1
(1)昼休憩以外の時間での食事原則不可
(2)飲み物を買いにいくために頻繁に席を立たない
(3)来客用のお茶は飲まない
(4)匂いがきついもの、残るものは不可
(5)机の上にお菓子のカスを落とさない・机を拭いておく
レベル2
(1)原則、飲料は自分で買ってきたものにする(来客用には手を出さない)
(2)飲食の内容も考える
■解説
飲食の際も、気をつけなければならないのはやはり、目立ちすぎないことです。仕事中に食事したり、頻繁に飲み物を買いにいくべきではありません(一日2回程度まで)。飲食するにしても、周りに迷惑をかけるような匂いのきつい食べ物(カレー、餃子等)・飲み物は避けます。
また、飲食した後は、容器を確実に処理し、机の上も拭いておくべきです。できるビジネスパーソンを目指すのであれば、頻繁に給湯室に出入りしているという印象を与えるのは好ましくありません。また、お菓子ばかり食べていたり、甘すぎる飲み物ばかり飲むと、不健康に見える、健康管理を怠っていると思われます。
☆次回もお楽しみに。
※このメルマガは、書籍として店頭で発売されています。