【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面65】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
外出時の昼食のとり方~「次」の仕事を想像する時間にあてる
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)30~50分の時間内で食べる(昼食抜きは不可)
(2)昼食の時間を含めて一日のスケジュールを立てておく
(3)匂いの残る食事、油やソースの跳ねそうな食事は避ける
レベル2
(1)「次」の仕事の段取りを準備する時間にあてる
(2)空いている店、料理が出るのが早い店をおさえておく
■解説
よほど過密なスケジュールでない限り、外出時でも腰を落ち着かせられる場所で必ず昼食をとります。昼食をとることで、頭がリセットでき、午後からの業務に意欲的に臨めます。よって、あらかじめ昼食時間(30分~50分程度)を考え、一日のスケジュールを立てておくべきです。
なお、ビジネス中の昼食は、匂いがきついもの、スーツを汚していまいそうなものは避けるべきです。
ビジネス上級者は、昼食時間に頭の整理を行っています。客先で話す内容をシミュレートしたり、午前中にお客さまからいただいた宿題について考えたりなど、一歩先の仕事準備をしているものです。
充実した昼食時間のために、空いている店、料理が出るのが早い店をあらかじめ押さえておきましょう。
「きみは営業に向いてない」
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