【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面69】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
仕事の終え方~常に手伝いを申し出る姿勢でいる
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)「仕事の区切り」は上司に確認する
(2)上司に確認が必要な書類などは終業時刻30分前には提出する
(3)途中の仕事は終業時刻30分前に一度経過を報告しておく
(4)周りが仕事をしていれば、手伝いを申し出る姿勢でいる
(5)残業になりそうな場合は作業時間見積りを申告する
レベル2
(1)チームメンバー全員の仕事が終わるまで手伝えれば立派
■解説
新人・若手は、業務の区切りを自分で判断するのは難しいので、終業30分前になったら、一度上司に進捗報告や確認をします。
終業間際の忙しい時間帯に上司に確認依頼をするのも避けてください。確認後、修正が入る場合もあるので、終業時間30分前には上司に提出しておきます。
周りの方が仕事をしているようであれば、手伝いを申し出るのが基本です。ただし、引き受けた仕事で残業になりそうな場合は、「2時間ほどかかりそうですがよいでしょうか」など、所要時間の見積もりを申告します。チームメンバー全員の仕事が終わるまで手伝えれば立派ですが、新人のうちはお伺いをたてるのが無難です。
☆次回もお楽しみに。
「きみは営業に向いてない」
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