【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面71】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
退出の仕方~アフター5を匂わせない
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)直属の上司に挨拶してから退出
(2)退社準備万端で挨拶にいかない
レベル2
(1)アフター5を匂わせない
(2)オンオフの切り替えはしない(ずっとオン!)
(3)必ず定時退出したい際は昼休みあたりから上司に相談しておく
■解説
自分の仕事が終わり、退社しようとする際は、まず直属の上司、所属部長クラスの上司に挨拶をしてからにします。忙しそうなときは、軽く「お先に失礼します」程度にします。その際気をつけなければならないことは、退社できる状態であっても、コートをきて荷物を持って「すぐに帰れます」という雰囲気で伺わないということです。上司は終業時刻間際であっても忙しいので、気分を害されてしまいます。上司への挨拶が済んだら、準備をして周りの同僚に挨拶しながら退出します。
さらに上級を目指すのであれば、アフター5をいっさい匂わせないようにするべきです。焦って退社したり、ソワソワした様子で退社すると、まだ就業中の方はいい気持ちがしません。
基本、会社内で「オフへの切り替え」はしてはいけないと思っておくべきです。定時に退出したい際は、昼休みくらいから相談しておくなどの気遣いも必要です。
☆次回もお楽しみに。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方