【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面72】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
上司との付き合いかた【日常編】~何気ない質問でも意図を考えて回答する
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)ネガティブな発言をしない
【NGワード】
「あ、そうなんですか・・・・」
「それはちょっと知らないです・・・」
「あんまり興味がないんで・・・」
レベル2
(1)何気ない質問でも意図を考えて回答する
【例】
Q.「最近、週末はどういうふうに過ごしてる?」
A.「ありがとうございます。充分に休んでおります」
「たまった洗濯物を片付けつつ、テレアポの練習をぶつぶつとつぶやいています」
■解説
忙しい業務の合間を縫って、積極的にコミュニケーションをとろうとしている上司に対して、ネガティブな態度をとるべきではありません。ネガティブな発言をすると、上司をがっかりさせてしまい、「あいつは物事に後ろ向きだ」と思われます。さらに誠実な印象を与えるのであれば、上司から何気ない質問を受けても意図を考えて回答することです。上司はさまざまな質問で、新入社員の状況を確認しています。「週末はどう過ごしてる?」という何気ない質問にも、「ちゃんと休めているだろうか?」「業務知識を覚える時間はとっているだろうか?」などの意図があるかもしれません。「プライベートのことまで聞かれるのか」とむっとしたり、逆に遊びに行ったことだけを話すのではなく、気を遣っていただいていることへのお礼を付け加えたり、プライベートでも仕事のことを考えていることを伝えると、いっそう印象が良くなります。
☆次回もお楽しみに。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方