【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【79】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚/後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
冠婚葬祭のマナー【婚礼】
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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≪結婚式に招待された際の服≫
招待者の基本は略礼服です。新郎新婦より派手にならないようにします。
【男性】
ブラックスーツやダークスーツなどが一般的。ネクタイは白か銀色もの。
【女性】
カクテルドレス、振袖・留袖などが一般的。花嫁の色である白色ドレスやスータブー。黒の場合、光沢のある素材のドレスやスーツであればOK。華やかさを演出したい場合は大ぶりのアクセサリーやラメ入りのショールなどを着用。
≪「平服で」という場合≫
「平服で」という場合、「カジュアルでもOK」という意味ではなく、「礼服でなくてもOK」という意味。
レベル1
◆上司・先輩・同僚の結婚の場合
(1)真っ先にお祝いの言葉をかける
(2)お祝いの品は単独では贈らない(職場の有志で贈る場合はメンバーに入れてもらう)
◆披露宴に招かれた場合
(3)受付では「おめでとうございます。お招きいただきました○○でございます」といい、芳名帳に自身の住所・氏名を記入し、席次表を受け取る
(4)お祝い金は、新札を祝儀袋に入れ、「心ばかりのお祝いでございます。どうぞお納め下さい」と一言添える
レベル2
◆上司・先輩・同僚の結婚の場合
(1)お祝いの品は同じものが重なったりしないように、本人の希望を聞いたり、贈り物をリストアップして選んでもらう
◆披露宴に招かれた場合
(2)親族を見かけたときは「おめでとうございます。お招きいただきましてありがとうございます」とご挨拶をする
■解説
職場の上司・先輩・同僚が結婚した場合、お祝いをどうするかは悩ましいものです。まずは、いの一番にお祝いの言葉をかけます。お祝いの気持ちは積極的に伝えるのが常識です。あくまでプライベートの話題であり、大事にされたくない方もいるので、就業時間外に個人的に声がけします。
また、披露宴に招かれた場合、お祝い金は新札を用意し祝儀袋に入れます。3万円、5万円など奇数にするのが一般的です。
☆次回もお楽しみに。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方