【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【82】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚/後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
暑中見舞い、年賀状のマナー:社内~送ってよいか確認する
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)大前提として会社の慣習を確認する
(2)ご挨拶を送ってもよいか要確認、断られたら送らない
(3)ご挨拶を送る場合、所属部長、直属上司には確実に送る
(4)電子メールで送らない
(5)一括印刷の葉書にも自筆で一筆添える
レベル2
(1)全て自筆(できれば毛筆)で書いた賀状を封書で送る
■解説
暑中見舞いや年賀状はお世話になった感謝の気持ちを表すものなので、送ってはいけないものではありませんが、最近は、暑中見舞いや年賀状を葉書で送る風土のない会社も増えてきているので、必ず上司・先輩に「年賀状を送ってもよいですか?」と確認します。また、プライバシーを気にする人もいるので、会社名簿があっても必ず本人に住所を教えてもらうようにします。送る許可を得たら、所属部長、直属上司には必ず送ってください。ただし、便利だからといって電子メールで送ってはいけません。また、一括で印刷した葉書にも自筆の文章を一筆添えると、誠実な印象を与えます。
さらに上級者は、毛筆で賀状を書き、封書でお送りします。また、自分が聞いた住所を同僚に教えるのは問題です。同僚に、直接了解を得てもらうように勧めましょう。
☆次回もお楽しみに。
※このメルマガは、書籍として店頭で発売されています。
『やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α』
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